松平山

2000年1月2日、メンバー6名

コースタイム
6:00新潟市五十嵐発=6:40豊栄中央公民館着7:00発=7:40林道除雪
終了地点着7:50発8:10林道終点通過−9:50稜線に出る−10:45山葵
山着11:00発−12:00920m地点着−12:20松平山着12:25発−
12:35  920m地点着13:35 発−13:55山葵山着13:58発−
16:10林道除雪終了地点着=17:00豊栄着=17:40新潟市五十嵐着

1999年12月31日に豊栄のアパートより新潟市五十嵐の実家に引っ越してき
た。
今年の正月は引っ越しの為山へは行けないと思っていたが、思ったよりも作業がはか
どり、1月2日に山に登れることになった。
そして、豊栄山岳会で正月登山を1月1日と1月2日にそれぞれ企画しており、1月
2日の登山に参加することにした。
集合場所の豊栄中央公民館に6名の参加者が集まった。2台の車に分乗して登山口の
五頭いこいの森を目指した。
いこいの森へ向かう林道を入ると、砂防ダム工事の為の除雪が、少年の家の少し先ま
でしてあった。
除雪終了地点で車を降り歩くことにした。
取りあえず夏道の登山口目指して歩き出した。
天気予報は曇りで降水確率20%だったが、雪が降り出してきた。やっぱり今年も雨
男なのか。
雪は膝下くらいまでもぐるもののここ数日間暖かい日が続いた為かまるで春のような
グサグサの雪だった。まだわかんをつけるまでもない。
林道終点手前の登山口より夏道と同じコースを通って大荒川を渡った。
対岸に渡ると夏道はしばらく沢沿いの道であるが、雪崩の危険もあり、目の前の尾根
に取付くことになった。
尾根の取付きはなかなか急だ、中途半端に雪が積もっている為足場が滑る、木に捉ま
りながら登っていった。
尾根の上に出ると急な登りは一段落付く、雪も止んだ。
先頭を交代しながらつぼ足で歩いた。まだ膝までもぐらないのでわかんは付けなかっ
た。
秋取山から続く稜線に出た所でわかんをつけた、わかんを付けた方が歩きやすい。
稜線上は薮もうるさくなく、時々鉈目もあることから踏み跡が有ることが想像でき
た。
山葵山で一旦小休止、行動食を食べた。
気温が段々上がってきて、青空が顔を出し始めた。サングラスを着用する。
920m地点に来た時にリーダーがここで昼食とするので登りたい人だけ登るように
と指示を出した。3名がそこで立ち止まり、リーダーと私を含め3人が松平山の山
頂を目指した。
そこから20分ほどで松平山の山頂に着いた。山頂に立てられている大きな看板は
すっかり雪に埋もれていて、わずかに数センチくらい頭の部分が見えていた。
天候は回復して来ていた、真っ白くなった越後平野が見渡せたが飯豊山は雲の中で見
えなかった。
山頂では記念写真を撮ってすぐに仲間がいる地点へ引き返した。
920m地点でメンバー全員で乾杯、昼食を摂った。
下山は最後が急傾斜の登ってきた尾根を目指さず、秋取山の東よりの所から少年の家
近くに降りる尾根を通ることにした。
しかし、分岐点がなかなか分からず、2回も降り始めて引き返すことをした。
3回目に確信を持って降りたが、結局これも目指す尾根とは違い、一本東側の尾根
だった。
降りている途中で間違いにきずいたが目標地点とほぼ同じ所に出るのでそのまま下っ
ていった。
登山口に着いた時はやや薄暗くなり始めていたが、なんとか明るいうちに下山するこ
とが出来た。
この日は登り始めに雪が降ったものの、終始暖かく、まるで春を思わせるような登山
だった。

まるで春のような気候の中を登って行く

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