猿毛岳

2000年2月6日、単独

コースタイム
6:50新潟市自宅発=7:50猿毛登山口着8:00発−8:48猿毛岳山頂着8
:58発−9:28猿毛登山口着=小須戸花の湯館=11:00新潟市自宅着

五泉付近から西の新津丘陵を眺めると左の端に頭一つ抜き出た山がある、前から気に
なっていたがそれが猿毛岳のようだ。
標高200m前後の丘陵地帯の中で326mの標高があるので頭一つ抜きでたように
見えるのだろう。
「新潟の低山藪山」の著者の羽田さんも登っているようだし、岡本さんも登っている
ようだ。彼らの記録を参考にして登ることにした。
猿毛集落の南端の神社から登ることにした。
予想外に猿毛岳ハイキングコースと表示された道標が立っていた。羽田氏の記録にも
岡本氏の記録にも整備された道の存在はなかった。最近道が整備されたのだろう。
加茂川沿いの道には駐車場まであった。除雪はされていなかったが積雪が少ないため
なんとか駐車場まで入ることが出来た。
道標に導かれて杉林の中を歩くとすぐに日吉神社があった。そこから更に道標が立て
てあり、ピンクのビニールテープが短い間隔で木に縛り付けてあった。
積雪は5cm〜10cmくらい、昨日のものか足跡が伸びていた。
ぐんぐん高度を上げていくと右手に竹薮が広がっていた。
225mピーク手前で左から別のピンクテープの列が合流した。こちらからも道があ
るのだろう。
225mピークで急登は終わり緩い上り坂になった。杉と竹の林から落葉樹の林に変
わった。
葉の落ちた木の間から白い守門岳が見える。火の用心を呼び掛ける消防車の音が聞こ
える。
緩い坂を登り終えると赤白のポールが立てられた山頂に着いた。山頂にもしっかりと
した道標が立ててあった。
東側に冬鳥越スキー場が見える、しかし、リフトが掛けられていないようだ営業は止
めたのか。
西側には昔あったというスキー場のロッジとリフト乗り場の跡が見下ろせた。
足跡はまだ先に続いていた。おそらくスキー場跡の斜面を下り麓の林道を歩くコース
を取ったのだろう。
私はこの日昼までに帰らねばならないので往路を下ることにした。
下山後加茂川を見たら沢山の鴨が泳いでいた。私の足音に気づいたのか一斉に飛び
立った。
藪山のつもりで登ったのだが、整備された登山道やトレースがあってちょっと拍子抜
けしてしまった。

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