赤崎山

2000年2月11日

コースタイム
7:30新潟市発=角神温泉配達=8:50登山口着9:00発−10:00鞍部通
過−10:16山頂着10:25発−10:30鞍部通過−11:00登山口着=鹿
瀬温泉赤湯=13:30新潟市着

連休初日のこの日は朝急ぎの配達が入ってしまった。しかし、届先が鹿瀬町の角神温
泉なので近くの低山を登ることにした。
ここ数日新潟の山沿い地方はまとまった雪になっており、低山でもたっぷり雪山の気
分を味わえそうであった。
そこで赤崎山と麒麟山の二つを登ろうと出かけた。
阿賀野川は鹿瀬町で大きく蛇行している、その蛇行している部分にあるのが赤崎山で
ある。
向鹿瀬から角神に抜ける峠の上に登山口がある。かなり立派なコンクリート製の登山
口の標識が有った。
配達を終えて登山口に着くと赤崎山の南斜面の地滑り防止工事をしており、登山口よ
り工事用の林道が奥に伸びていた。登山口の駐車場が除雪されていないため、この林
道の入り口に邪魔にならないように車を止めた。祝日であったが工事をしているよう
だった。
長靴を履いて歩き出すとすぐに重い新雪で膝までもぐった。すぐにわかんを着用し
た。
トレースは全く無い、登山口の立派な標識の割には誰も歩かない山のようである。
登山道は山腹を徐々に高度を上げていくように付いている。足元の雪ごと滑り落ちな
いように確実に歩を進めていった。
ちょろちょろと水の流れる沢を越えるとじぐざぐに登るようになり、広い鞍部に出
た。
私は地図を忘れてきており右か左か進行方向が分からなかったが、取りあえず右の東
側のピークの方が近かったので行って見ることにした。
雪は膝上までもぐるようになった。低山だが深い雪になるとなかなか侮れない。
やせた稜線に出てアンテナの立っているピークに着いた。そこには東屋と登山口と同
じ立派な標識が有り赤崎山展望台と表示されてあった。こちらが山頂で間違いなさそ
うであった。
木の間から阿賀野川の南側の対岸に麒麟山が見える、北側を見ると角神ダムが見下ろ
せた。しかし、遠くの山は霞んで見えなかった。
東屋に入るとすぐに大粒の雪が降り出した。辺りの景色は全く見えなくなった。
下りはトレースをたどって一気に下った。最後は工事用の林道に出てそこから林道を
歩いた。
雪が重かったため思ったより疲れてしまった。雪で視界が悪くなったので麒麟山は中
止して帰ってきた。

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