大倉山

だいくらやま

2000年4月23日、豊栄山岳会訓練山行

コースタイム
5:30新潟発=6:30道の駅みかわ着7:10発−7:55上川村柴倉手前の
カーブ地点着8:35発−8:55 621mピーク着9:10発−10:00  
815mピーク着10:20発−11:03大倉山山頂着13:15発−13:40  
815mピーク着13:44発−14:10  621mピーク通過−14:30
柴倉手前のカーブ地点着=みかぐら荘=18:00新潟着

私の所属する豊栄山岳会は、例年4月に雪上技術訓練と称して、ピッケルの使い方を
中心に訓練を兼ねた山行をする。
今年は上川村と西会津町の境にある大倉(だいくら)山で行われた。
私は夕方知り合いのお通夜が有ることから別行動をとらせていただいた。時間によっ
ては先に下山することもありえるので途中で合流し私だけ1台の車で行くことにし
た。
道の駅みかわで6時30分に合流する予定だったが、時間通りに現地に到着したがな
かなかこない。豊栄6時出発の予定だったので若干遅れると覚悟はしていたが実際は
40分遅れでメンバーと合流した。参加者は17名大部隊だ。
49号線を常滑川の橋を渡った所で右折、上川村に入った。
登山口は柴倉の集落の手前だ。部落の手前のカーブ地点に広場が合ったのでそこに車
を止めた。
まずは読図の講釈が有り、その後歩きはじめた。
林道と送電線が交差する所から尾根に取付いた。
雪上半分、薮半分といった感じの急斜面の登りだ。
621mの標高点のあるピークで一旦停止、再び地図とコンパスを出す。今回は読図
の訓練も兼ねている。ここで雨が降り出したので雨具を着用した。
621mピークの先の緩やかな鞍部にはまだ大量の雪が有った。
尾根が南に曲る地点で尾根上に踏み跡が出現した。このままこの踏み跡が山頂まで通
じているのかと期待を抱いたが、815mピーク手前の急傾斜の下で踏み跡は右に
下っていった。おそらく杉の植林の管理道だったのだろう。
このあたりからほぼ雪の上の歩きになった。キックステップで登っていった。
815mピークで小休止、周囲の山々の展望が見えたが、御神楽岳や鍋倉山は雲の中
だった。
そこから県境の間の尾根は薮が出ていた。ただ鉈目があったので時折誰かが歩いてい
るようだ。
県境尾根に出て南東に曲り小さい鞍部を越えて今回の目指す山大倉山に着いた。
雨は小ぶりながらも降り続いていた。
まずは昼食を食べて、その後にピッケルでの滑落防止訓練を行うべく山頂の南東に少
し下がった所に移動した。
訓練を開始する頃には雨は上がった。
私はそろそろ時間も迫ってきたので下山を始めた。
下りはじめると空がだんだん晴れてきた。また、雨男伝説を作ってしまった。私が山
に入ると雨が降り降りると晴れる、このパターンが今までどれほど有ったことか。
下りは一人のためかペースが速い、一気に下っていった。
815mピークからは御神楽岳や鍋倉山が姿を見せていた。
往路を忠実に下って車に戻ってきた。
みかぐら温泉で汗を流して、お通夜の会場に向かった。

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