鷲ケ巣山

2000年6月4日、単独

コースタイム
4:40新潟発=6:10沼田林道入口着6:23発−7:31観測所着7:38発
−7:55前ノ岳着8:03発−8:55中ノ岳着9:03発−9:12  1004
m地点通過−10:00鷲ケ巣山山頂着10:36発−11:25  1004m地点
着11:31発−12:38前ノ岳着12:48発−13:03観測所通過−14:
03沼田林道入口着=朝日まほろば温泉=17:00新潟着



鷲ケ巣山は、前ノ岳、中ノ岳、鷲ケ巣山本峰と三つの峰で構成されていて、その特徴
ある山容から前から気になっている山の一つだった。
早朝、新潟市の自宅を出発、空は曇り空だが、天気予報は曇り時々晴れ、やがて晴れ
ることを期待して出かけた。
新々バイパスを蓮野ICで降りて海岸沿の国道を北上した。
県北の山は久しぶりだ。
村上の手前で7号線に移り、朝日スーパー林道の標識に導かれて右折、登山口の朝日
スーパー林道の入口を目指した。
朝日スーパー林道に入ってすぐ、鷲ケ巣山登山口の標識のある沼田林道入口で車を止
めた。
林道はゲートが閉じられており、その前に邪魔にならないよう路肩に寄せて駐車し
た。
アップダウンが激しい山なので荷物は軽くして歩き出した。
林道を500mほど進むと左手に登山口の標識が有った。
杉の植林の中の緩い登りを登っていった。
まもなくタケン沢を渡り急な登りが始まった。
杉林から広葉樹の雑木林に変わり高度を上げていく、周りの視界は全く無い。
途中見晴台という標識の所で三面川の流れが見えたが、あとは樹林帯の登りである。
雨がぱらぱらと落ちはじめてきた。
ぶな林に変わるとまもなく避難小屋に着いた。古くて小さい小屋で観測所とも呼ばれ
ているようだが、雨量計は何処にも見当たらなかった。
周囲はガスがかかって来て視界が無くなってきた。
すぐ近くに水量は少ないながらも湧き水の水場があった。
雨が激しくなりはじめたので雨具を着用した。山の天気は天気予報どおりにはなかな
か行かないものだ。
急登が一段落するとやがて前ノ岳に着いた。
小さい鳥居と頭だけ出した三角点があった。
そこから先は150mの標高差を下り、小さなピークを越えた後、300m登る。
中ノ岳手前に水場の標識が有った。
中ノ岳はピークの最高点ではなく西よりの950m地点を指すようだ。
登山道はその東側の小鞍部に上がっている。
中ノ岳のピークに寄ってみた。
小さな祠があり周辺をヤマツツジの花が彩っていた。
中ノ岳のピークの最高点の1004mピークを越えると再び下りとなる。
今度は130m下って220m登る。
2段になった急登を登ると岩がむき出しになっている鷲ケ巣山山頂に着いた。
山頂には新しい祠が祭られていて、その後ろの広場に二等三角点があった。
山頂に着いた頃、ようやく雨が止んだ。しかし、ガスの中なので期待していた展望は
見えなかった。
でも山頂に着いた満足感のある山だ。ひとりビールで乾杯し、ラーメンを食べた。
下山は往路を戻るわけだが、アップダウンが激しいうえ足元が滑ってなかなかスピー
ドが上がらない。
滑りやすい所の何箇所かはロープが張ってあるので活用させてもらった。
中ノ岳から下る途中の水場によってみた。
前ノ岳直下の観測所そばの水場よりは勢いがあるが、やや細い感じだ。
前ノ岳を越すと足に疲労が出てきた。
登山口に戻って時計を見たら、登りと下りがほぼ同じ時間かかっていた事が分かっ
た。
帰りに道の駅朝日にあるまほろば温泉で汗を流したが、その頃には青空が広がってい
た。
ただ、山の方は相変わらず雲がかかっていた。

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