2000年6月11日
コースタイム 13:00城山トンネル前の登山口発(麒麟山一周コース)13:55登山口着 麒麟山は津川町のシンボル的存在の山で、国道49号を走る時、阿賀野川に常滑川が 合流する地点にまるで屏風のように聳えている岩峰が見える。それが麒麟山だ。 この日は急遽仕事が入り津川町に来ていた。せっかくだからそのまま帰らずに子供の 頃に登ったことはあるが登山再開後は登ったことの無い麒麟山に登ることにした。 登山口の城山トンネルの入口より常滑川沿いに歩き出した。午前中は雨が降っていた がこの時は止んでいた。 道は遊歩道で整備が行き届いている。 中世に狐戻城という名の城があったことから遊歩道沿いには○○跡という標識がここ そこに立っていた。 やがて階段が始まり登り切ると城跡の展望広場に着いた。この部分が麒麟山の先端部 分である。 少し歩くと岩混じりのやせた急坂が始まった。登り切った所は展望がよく遠くの山は 雲がかかって見えなかったが眼下に阿賀野川、常滑川の流れと津川の町並みが見下ろ せた。 鎖のある急な斜面があり、濡れて滑りやすく慎重に下った。 そして、やせた岩尾根が続いた。午前中の雨のため滑りやすく慎重に歩を進めた。 三角点のあるピークは藪に囲まれて視界は望めなかった。三角点の場所が最高点では ないようだ。 最後のピークを登り急な下りが始まった。下りきると鹿瀬町側からの道と合流し平坦 な道を歩いて城山トンネル前の登山口に戻った。 下山後、前から気になっていた、上川村のたきがしら湿原に行って見た。 ここは昭和51年までは部落があり水田があったそうだが離村し荒れていた所を湿原 にして公園化したそうだ。 以前から看板を見て何処にあるのか地図を見たが載っておらず気になっていた。 2万5千図にはその場所は水田の印になっている。 湿原にはニッコウキスゲ、コオホネ、ヒオウギアヤメなどが咲き競っていて、周囲の 山肌にはヒメサユリが咲いていた。 何故か湿原内には熟年カップルが多く散歩しており、熟年カップルのデートコースの ようであった。