杁差岳

(千本峰転倒事故)

2000年7月5日、単独

コースタイム
3:30新潟発=5:00大石ダム奥東俣林道ゲート着5:18発(自転車で移動)
5:55  1号橋着(水補充)6:00発−6:25 2号橋着6:35発−7:42
カモス頭着7:52発−8:17権内ノ峰着8:28発−8:58千本峰着(この直後
事故発生)9:35発−10:05権内ノ峰着10:15発−10:45カモス頭着
10:55発−11:44 2号橋着11:50発−12:13 1号橋着(自転車で
即出発)12:40林道ゲート着12:50発=15:30新潟着(その後外科医へ)

以下事故の報告です。

場所  関川村  権内尾根  千本峰  北方直下
事故状況
   えぶり差岳に向かう途中、千本峰に着いた時水筒の水が乏しくなっていた。
北方斜面に雪渓があり、それに向かって踏み跡が伸びているようだったので雪を拾え
ると判断し、右手にストック、左手にビニール袋とコッヘルを持って向かった。
雪渓手前にざれた急斜面があり、足が滑って仰向けに転倒、後頭部を打ち、そのまま
3メートルほど滑落、左腕をこすってしまった。
頭部は切り傷、しばらく血が止まらず、左腕は肘から手首までの擦過傷、特に肘の部
分は深く抉れた。
現場では単独行のため自ら応急処置、スプレー式傷薬で患部を消毒、腕はティッシュ
で傷口を覆いテープで止め、頭は乾いたタオルで覆った。
しばらくして出血が止まり自力で歩き出す。念のため自宅と所属の会の事務所に携帯
電話で事故の報告をし下山後もう一度報告することにした。
現場は山奥のため下山には4時間近く費やした。1時間ごとに患部を消毒しティッ
シュを替えた。
夕刻、自宅近くの外科医に診療してもらった。傷は縫うほどの事も無く大事には至ら
なかった。念のためレントゲンを撮ったが異常なし。

今後は雪渓の水を取る時は充分に気を付けて急斜面の所を降りることが無い所で水を
得たいと思います。

えぶり差岳の「えぶり」の字について

新潟県下越の山の目次へ戻る

ホームへ戻る

inserted by FC2 system