倉手山

2000年9月3日、単独

コースタイム
5:00新潟発=6:50登山口着7:10発−8:03 780mピーク着8:0
7発−8:32倉手山山頂着8:45発−9:04 780mピーク通過−9:40
登山口着=飯豊山荘=13:40新潟着

倉手山は山形県小国町の飯豊山の登山口に近く、玉川を挟んで飯豊の主脈と対峙して
おり、飯豊の好展望台としての位置にある。
この日の前日までは新潟地方は一ヶ月以上も連続して真夏日が続いていた。
しかし、この日は朝から雨模様で気温が上がらず新潟地方には恵みの雨となった。
当初他の山を予定していたが、雨のため簡単に登れる山に変更せねばならなくなり、
以前より気になっていた倉手山に登ることにした。運良く晴れれば飯豊の展望を見る
ことが出来ると淡い期待を抱いていたのだか・・・。
登山口は山形県側の飯豊のベースとなる小国町長者原を過ぎ、川入に向かう道を分け
るとまもなく赤い小さな橋がある。その橋の手前が登山口である。橋を渡ったところ
に駐車スペースがある。
先月飯豊に行った時に登山口の位置を確認しておいた。
登山口に着く頃にはやや強い雨が降っていた。玉川の水も濁り、近くの堰堤より川の
水が轟音をあげて滝のように落ちていた。
雨具を着て登山道に入った。
はじめは階段が有ったが、その後すぐ木の階段が崩れた後のような土の階段が続い
た。なかなかの急な登りだ。
急登一段落して右手に倉手山が見えたところで最初の休憩を取った。標高は580m
付近だろうか。
樹林帯の中の道は風雨の強い時は風除けになってくれてありがたい。
しかし、やがて低木帯になり、飯豊を越えてくる風がもろに吹きつける道となった。
標高780mピークで北東から合わさる尾根と合流、その尾根の方にうっすらと踏み
跡が伸びていた。
一旦下って再び登りはじめた時、右に分かれる道があった。鉈目もあり人の手が加え
られている道だ、おそらく水場でも有るのだろう。
最後の登りは再び樹林帯の中の登りだった。
急な登り一息で山頂に着いた。
なんと山頂には三角点標石が三つもあった。
一つは三等三角点の標石、もう一つは主三角点の標石、そして、もう一つは判読でき
なかった。なぜ三角点標石が三つもあるのか?
展望は雨に煙って何も見えなかった。登山道は更に先へ続いていた。
天気が良ければ温身平へ下山して周遊コースも取れるのだが、悪天候のため往路を下
山することにした。
登山口までは休憩無しで一気に下った。
飯豊山荘で入浴してから帰途についた。

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