有倉山

2001年10月6日、単独

コースタイム
9:50 林道中魚沼丘陵線途中の登り口発−10:00山頂−10:08登り口着

一週間前に会社を退社し、この日から一週間山三昧計画を立てた。
初日のこの日は、前から気になっていた一等三角点を一つ撫でようと、有倉山に行く
事にした。
朝新潟市の自宅を出て、高速を使わずに一般道で登山口の中里村を目指した。
新潟市を出るときは晴れていたが、十日町付近で雨になった。
117号を十日町の市街を通りぬけ、土市の交差点より右折し、信濃川を対岸に渡っ
た。
日本一の信濃川もこのあたりの水は大半を発電用に使っている為、大河の面影はな
い。
対岸に渡ったところで左折、貝野小中学校を右に見て、貝野郵便局を左に見、堀之内
のバス停付近から細い道を右に入った。
集落の中を通りすぎると、林道小沢東山線の標識が有り、それにしたがって林道を
上っていった。
道はすれ違い出来ないくらいの細さであるが、しっかりと舗装されている。
稜線に出たところで左折し、林道中魚沼丘陵線に入った。
左側に登山道らしきものはないか注意深く見ながら走っていると、草に埋もれた林道
跡が見つかり、そこに入ってみる事にした。
岡本さんのホームページより、岡本さんのレポートをプリントアウトして持ってきて
いた。確認するとそこで間違いなさそうであった。
先ほど降っていた雨は上がっていたが、草が濡れているので雨具のズボンだけをはい
て、カメラを持って歩き出した。
林道跡はすぐに背丈を越すすすきに覆われ、すぐに何処が道だか分からなくなった。
適当な所を見定めて薮に突っ込むが、刺のある草が有り、軍手をはめていない手には
少々辛かった。
進んでいくうちに、右手に記念碑が見えてきた。その前が広場のようになっている。
林道跡より左にずれてい進んでいたようだ。
広場に出ても膝までもぐる草薮になっていた。
記念碑の前には小さな祠と鳥居が有った。
記念碑の裏に踏み跡が伸びていて、鉈目もあったのでそれに沿って進んで行った。
やがて三角点に出た。周囲は刈り払われているが、草が伸びており、三角点の所在を
示す白い標柱は分かったが、三角点の標石は草に埋もれていた。
写真を撮っているうちに雨が降り出した。
雨具は車の中だ。濡れながら車に戻ってきた。
林道に戻り、この林道が何処まで続いているのか行ってみる事にした。
だが、その場所からすぐの所でゲートが有り、林道はまだ先まで続いているが、一般
車両は通行止めになっていた。
林道途中からは眼下に信濃川が見え、対岸に苗場山へ続く稜線が見えたが、苗場山は
雲の中だった。

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