飯士山

2001年10月8日、単独

コースタイム
6:50岩原スキー場登山口発−7:23 地籍図根三角点通過−7:54神弁橋分
岐通過−8:07飯士山山頂着8:21発−8:44地籍図根三角点通過−9:02
登山口着

国道脇の湯沢道路ステーションで熟睡できぬまま朝を迎えた。
この日は翌日から予定している谷川連峰縦走の前段階として、その絶好の展望台であ
る飯士山に登り、稜線の姿を目に焼き付ける計画だった。(結局翌日腰痛の為谷川連
峰縦走は登らぬまま撤退してしまった)
バブル期の象徴といえる岩原のマンション群を通り抜け、岩原スキー場へ続くつづら
折りの坂を車で登っていった。
リフト乗り場脇に車を止めて、スキー場の中を歩き出した。
最初はアスファルトの道が伸びていたが、大きくカーブする所からゲレンデの中を歩
いていった。
目指す所は向って左奥のリフトの終点である。
ゲレンデの中には道らしいものはなく、リフトの終点目指してただひたすら歩くと
いった感じだった。
振り返ると谷川連峰主稜線は雲に覆われていたが、稜線から離れた大源太山はその雄
姿を現していた。そして、苗場山塊が鮮やかに草紅葉した姿で見え、苗場山も前衛の
神楽ケ峰の左肩からだんだんと姿を現していった。
進行右手には巻機山も姿を現した。
リフト終点から潅木の間の道になった。
地籍図根三角点という標柱が有ったが、三角点らしき標石は見当たらなかった。
滑りやすい粘土質の道だったが、スパイクの付いた長靴なら安心だ。
左手から神弁橋からの道を合わせ、右側のゴンドラ終点の高さに近づくと山頂はもう
すぐだ。
奥添地からの道が合流すると、やがて山頂だ。
山頂からは中越地方の名山が見渡せた。
見たかった谷川連峰の山々は雲に隠れていたが、前日登った苗場山を始め、越後三
山、巻機山といった名山がすぐ近くに見える。
ひとり持ってきたビールで乾杯した。
周囲の山々は良く見えるが、足元から高速道路の車の音が届いていた。
下山は往路を戻った。
飯士山は名山の展望を楽しむにはいい山だが、スキー場の中の登りや山頂にいながら
高速道路の爆音を聞く事を考えると、わざわざ登りに来るには物足りない山だと思っ
た。

翌日から2泊3日で谷川連峰を平標から北の大源太まで縦走する予定でしたが、腰痛
の為中止しました。

新潟県中越の山の目次へ戻る

ホームへ戻る

inserted by FC2 system