俎倉山

2001年10月29日、風太、とんとん、えび太、吉田

コースタイム
8:30登山口−9:35お京平着9:40−10:15山頂着15:00発
−16:30登山口

俎倉山は飯豊前衛の低山で、古くから登山道が整備され、気軽に登れる山として
親しまれている。
この日は御神楽岳に登る予定だった。
しかし、二つ玉低気圧の通過で天気は荒れており、低気圧通過後も一時的な冬型
の気圧配置になる為、登る山を低山に変更しなくてはいけなくなった。
リーダーの風太氏と相談し、樹林帯の谷間の道が続く俎倉山に行く事にした。
この山なら、風雨が強くても、山頂近くまで安心だ。テントを持ってきているの
で、山頂にテントを張ればゆっくり休む事が出来る。
ただ、午前5時に安田インターに集合したので、これからすぐ登るには早すぎる。
一旦、杉滝岩で岩登りの練習をしてから向う事にした。
杉滝岩では雨が時々降っていたので、クライミングシューズを持たない私は、足
元がすべり、数メートルのぼった所で、降りてきた。
8時頃、練習を止めて、俎倉山に向った。
登山口に着く頃には雨は上がった。晴れ女を自称するとんとんの力なのか?
全く雪の無い俎倉山は初めてだ。
琴沢の徒渉はやや増水していたかもしれないが、難なく通過した。
いくつか小沢が登山道を横切っていたが、雨の為水量が多いようだ。
再び沢を渡る所で、水筒の水を補充した。
お京平で小休止。周辺は杉も混じえた雑木林で、紅葉も程よく色づいていた。
平日で悪天候の為か、他に登山者はいない。しかし、時々小雨がぱらつくが
雨具を着るまでも無い。
そこからは少しずつ傾斜がきつくなり。
シゲの沢を渡った頃から急な登りになった。
山頂が近づくにつれ、風が強くなっていた。
山頂はさすがに寒い、すぐにテントを張って宴会になった。
テントを張ってから、雨が降り出した。ちょうどいいタイミングだった。
皆さん持参の酒とつまみで、したたかに酔ってしまった。
下山する頃はすっかり晴れたが、どうやって降りてきたか記憶が無い。
帰ってきたらズボンは泥だらけ、ザックの中のテントのポールは曲がっている
し、コッヘルはへこんでいる。
変な転び方をしながら降りてきたようだ。
しかし、危険箇所の無い俎倉山だったから良かったが、飲み過ぎには気を付け
なければならないと深く反省した。
今後は気を付けよう。

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