日本平山(途中撤退)

2002年3月1日、単独


コースタイム
5:30新潟市発=6:40三川村五十島奥の除雪終了地点着6:50発-(途中まで 登り、引き返し、谷花へ向かい、また引き返し・・)-8:25再度出発-9:05自 然の森登山口通過-11:45大村杉(人分山)着12:20発-14:10登山口通 過-14:48除雪終了地点着=馬下保養センター=17:00新潟市着

山仲間から山スキーを借りている間に、山スキーを楽しもうと考えていた。 新潟市の自宅から近くていいところとなると、いろいろ地形図などで見ているうち、 日本平山なら傾斜もゆるく、尾根の幅も広いのでよかろうと思った。
数日前マンダロク山に行ったときと同じ、五十島奥の除雪終了地点から山スキーを履 いて歩き出した。 五十母川は渓流釣り解禁日のこの日、多くの釣り客が入っていた。
雪で覆われた登山口の自然の森へ続く道を歩いていると、半分くらい歩いたところで 道はアスファルトが出始めた。よく見ると除雪されているようである。
それなら、登山口まで車を乗り入れようと、車まで戻り、反対側の谷花の集落へ向 かった。 集落のはずれまで来ると、なんと通行止め。除雪はされているが通行できるのは地元 の人たちだけなのか? 
仕方なくもとの場所に戻って、気を取り直して歩き始めた。1時間半時間をロスした ことになる。
この時点で日本平山の登頂はあきらめ、ピッケルとわかんを置いていった。山スキー で行けるところまで行こうという方針に変えた。
除雪されているところはスキーをはずして担いで登った。
自然の森登山口から登山道に入る。誰も歩いた様子はない。緩やかな斜面を上へ上へ と登っていった。 このときすでに気温は高く、雪は腐っている状態だった。
尾根が緩やかなので、目印のオレンジ布を帰路確保用に多用する。 藪がうるさく、帰りが心配だ。
登るにつれ展望が開けていき、藪も隠れ始めた。
12時になったら前進をやめようと考えていたが、大村杉のピークに達したとき、12時 近くになっていた。 ここで前進をやめることにする。
日本平山は雲に隠れて見えない。手前の持倉山が見えていた。
気温が高く、ツェルトに入らなくても寒くない。雪の上で昼食にした。
シールをはずして滑り始めた。 上の方は藪がうるさくなくて快適だったが、下るにつれて藪がうるさくなり始め、ス ピードはかなり抑えてゆっくり下った。
それにしても、腐った雪は重たくターンし辛 い。藪で滑れるところは限られているのに、腐った雪でターンし辛い。苦労の滑降 だ。 やっとの思いで下って来た。
この日もまた春の訪れを感じさせる山行だった。


大村杉から持倉山を眺める。
日本平山はまだこの奥。雲がかかって見えない。
日倉山(左)とマンダロク山(右)

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