角田山


2002年3月28日、T氏、吉田

この日の二日前にも角田山に登っていた。その時に見た小浜コースの見渡す限りのカタクリの群生に感動し、デジカメでどんどん写真を撮ったが、ほとんどが手ブレでまともな写真がなく、この日再度行くことにした。朝になって、突然会の先輩のT氏から連絡が入り、同行することにした。
午後1時半に鳥屋野潟公園で待ち合わせ、私が先導して角田山の桜尾根の登山口に向かった。T氏は角田山は初めてという。山岳会のエキスパートとなると、夏は沢登り、冬は雪山登山に目が向き、里山に登ることなどなかなかないのかもしれない。私も現在失業中ゆえ角田山に来るようになったが、以前はあまり来ることがなかった。
桜尾根の登山口は平日にもかかわらず多くの登山者の車で埋まっていた。
時間記録は取っていなかったが、14時15分頃登り始めた。
登り始めてまもなく雪割草に出会えた。白や青の雪割草が登山道の両側に沢山咲いていた。
雪割草に混じって、ショウジウバカマもあった。やがて、カタクリが増え始めた。このコースは花の多いコースである。
カッタン岩の分岐を過ぎると一旦下って登り返す。私はこのコースは昨年下りに使ったことはあるが、登りは初めてだった。
登り返しはなかなかの急登だった。
15時を少し回った頃に山頂に着いた。2日前に来たときは多くの登山者で埋め尽くされていたが、この日はそれほどでもない。時間をずらすと人数が減るようだ。
適当な日向に腰をおろして缶ビールを飲んだ。
下りは小浜コースだ。カタクリの群生は見事だったが、2日前よりは色があせてきていた。キクザキイチゲも多かったが、時間が遅かったためかほとんどの花が閉じていた。
写真を撮りながらゆっくり下り、シーサイドラインを戻り、16時半頃桜尾根登山口に戻った。
同行のT氏は角田山は面白い山だと感心していた。私も小さい山だけど変化があり、また花も多くていい山だと思う。


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