多宝山

とんとんお花見ツアー

2002年4月6日、20名くらい

コースタイム
9:23田ノ浦登山口発-10:50スカイラインに出る-11:30東屋着(昼食後移動)-13:16多宝山着13:40発-14:10田ノ浦登山口着


インターネットでお付き合いしているとんとんさんが、お花見ツアーと銘打って一泊二日のツアーを企画した。初日は弥彦山塊の雪割草などの花を見ながら歩き、二日目は五頭山へ行くというものだった。
私は初日だけおつきあいさせてもらった。
9時から9時半の間にシーサイドラインの田ノ浦駐車場に集合ということだったので、9時を少し回るくらいに着くように行ったら、自分が一番最後だった。
すぐ歩けるように準備をしようと思ったら、みんな車に乗り込む。おかしいなと思いつつまた車に乗ってついていくと、登山口は少し林道を入ったところだった。
事前の下調べも予備知識も無いままに参加しているのである。だいたい弥彦山なんて登山をするために来るなんてことはめったに無いのだ。
登山口には沢山の車が止まっていた。我々以外にも沢山の登山者が居るようだった。
沢沿いに付けられた登山道を進む。道沿いに沢山の花が咲き、花に詳しい人から花の名前を教えてもらいながら進む。花の名前を知るいいチャンスだったので、写真に撮りながら花の名前を憶えていった。
前の週に角田山に行って雪割草の時期はもう終わりだと思っていたら、このルートは沢山の雪割草が咲いていた。珍しいピンクのものもあり、なかなか花見にはいいコースだ。
沢から道が離れ、ジグザグに登りはじめた。この斜面の雪割草は見事だった。登る途中に鉱山跡の立抗があった。ここまでは鉱山のための道だったようである。
尾根の上に出て、振り返ると佐渡がくっきりと見えていた。最近は霞がかかってきれいに見えない日が多かったが、ちょうど天気が崩れる前に遠くの山々が良く見える現象が起きているようだ。
スカイラインに出て、多宝山方向に歩き出す。途中の売店で小休止、アイスクリームを買うメンバーがいた。暖かいとはいえじっとしていると寒くなるので私は買わなかった。
東屋のあるピークに登る。道の両側にカタクリが元気に咲いていた。登るにつれて越後の山々の展望が広がった。白く輝く守門岳と雪の解けかかった粟ケ岳がひときわ目立ち、越後三山や巻機山、遠くに燧ケ岳までもが見えていた。
ピークの上に立つと、白く輝く飯豊連峰が姿を見せた。
芝の上にシートを敷いて、胸に名前をつけてお昼の宴会が始まった。
その後、多宝山に移動しそこで私は用事があるのでメンバーと別れた。
Akiraさんに教えてもらったとおりに、多宝山より海に伸びる尾根を下る。しっかりした道がついていたが、弥彦山塊の道の中では整備されていない方だろう。
だいぶ下ったところで、尾根通しに行く道と、左の谷に下りる道と分かれた。車を止めたのた所に戻るには左の方が近いので、左に入った。するといつの間にか道が消えていた。どうやら正規のルートではなかったかもしれない。
でも、藪は薄く歩くのには支障は無いし、木が芽吹く前なので視界もいい。すぐに林道に出た。
そこからすぐで車を止めた登山口に帰ってきた。
インターネットのお付き合いはこうやってたまに会うとまたいいものなのである。

佐渡がくっきり見えた ピンクの雪割草(撮影、まーくさん) ショウジョウバカマ(撮影、桃ちゃんのパパさん)


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