馬の髪山
2002年5月19日、単独
コースタイム
7:34登山口発-7:52尾根取付き-8:33山頂着8:39発-9:03尾根取付き-9:20登山口
三川村と新発田市の境界の稜線上には個性的な山容の山々が並んでいる。そのうちの一つ、馬の髪山に行くことにした。
今月初めより自営業で再スタートしたが、開業に伴う雑務が多くなかなか山に行く時間が取れないでいた。この日も仕事の予定だったが、このままではずるずる山に行かない日々が続きそうなので、なんとか半日やりくりして半日で行って来れる山と思い馬の髪山を選んだ。
三川村綱木より林道を入り、登山口の目印の作業小屋を目指した。林道沿いにはタニウツギがきれいな花を見せていた。
作業小屋の脇の道を入り、砂防ダムの手前で車を止めた。
天気は曇り空、いつ雨が降ってもおかしくないような天気だ。
砂防ダムを階段で越えて、沢沿いの道を進む。周囲は杉の植林帯で枝分かれする踏み跡があるが、登山道は沢沿いに進む道だ。右に左に沢を渉りながら進んでいった。
やがて木に白いプレートが付いているところに来た。ここから尾根に取り付く。
急な登りが続いた。尾根には杉が生えている。進行左手には谷向かいに棚橋山が見えていた。道端にはイワカガミが咲いていた。
一気に登って緩やかになると山頂は近い。
一旦緩やかに下って小さなヒドを越える。そこには残雪が残っていたので、ビニール袋に取りビールを冷やした。
そこからビールも冷えないうちに山頂に着いた。
正面に俎倉山が見えたがすぐにガスに覆われた。期待していた展望は三川方面の村々が見えただけだ。周囲の山はほぼガスの中だ。
ビールを飲んで、すぐに下山に移った。
沢沿いの道に降りると数人のパーティーとすれ違った。あまり人の登らない山と思っていたが、そうでもないようである。
登山口に戻り、車を走らせようとすると、所属会のSさんとNさんに会った。
「もう一度登ろうてぇ」と誘われたが、仕事のスケジュールがあるため断った。
仕事が軌道に乗るまではなかなか山に行けないかもしれないが、何とか時間を作って低山でも行きたいものである。