角田山

五ケ峠コース

2002年6月22日、単独

コースタイム
10:40五ケ峠発-11:43山頂着11:57発-12:48五ケ峠着

 前月の末に激しい腰痛に見舞われた。歩くこともままならなかった。商売を始めたばかりなのに営業にも回れず、家でじっとしているしかなかった。あせりはつのるばかりだが、振り返ってみれば、この春は山に仕事にスケジュールが過密すぎた。体が悲鳴をあげても当然のことだったのだ。運良く開業の雑務が一段落したところだったので、ゆっくり休み仕事も欲をかかないで出来る範囲からあせらずゆっくりやっていくことにした。それにしても、腰痛は持病であるが歩くことが出来ないくらいになったのは初めてだ。
 4週間近く経ち、日常生活には支障がないくらいになったので、手頃な山に行こうと角田山に行くことにした。今回は腰に負担がかからないよう急な登りのない五ケ峠コースを選んだ。

 配達などの仕事を終えてから登山口に向かった。
 五ケ峠の登山口には数台の車が止まっていた。周囲の草木の緑がまぶしい。朝早く雨が降ったせいか葉が濡れていた。
 濡れた登山道を歩き出す。海からの風が木々の間を吹きぬけ心地いい。近くにある射撃場の銃声が耳障りだ。久々の登山になるのでペースは抑え目に歩いた。
 左手の樹間から日本海が見え、水平線の上に佐渡が大きく横たわっていた。
 足元が滑りやすいので足を置く場所に気を使いながら登っていった。
 途中ある東屋の椅子とテーブルが新しくなっていた。休まずに通過した。
 左手から浦浜コース、灯台コースと合わせると見晴らしの利く三望平に出る。葉の茂った木が邪魔をして米山方面は見えなかった。
 そこからまもなく山頂だ、1時間ほどで着いた。
 日だまりに雨具をシート代わりに敷いて腰を下ろした。持参したビールとおにぎりで昼食とする。
 下山は往路を戻った。急な坂がないコースなので腰には負担はかからない。しかし、久々の山行だったので、往復2時間程度の楽ちん登山でもしっかり腿が張ってしまった。

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