佐梨川道行沢

2002年8月4日、寺尾さん、吉田

コースタイム
6:00新潟市発=高速道経由=7:30駒の湯入口着7:45発-8:00林道終点(入渓)-11:35稜線-11:40道行山着12:25発-13:03明神峠着13:10発-14:35駒の湯入口着=駒の湯=16:40新潟市着

 昨年の夏始めた沢登り。それまでに無い登山スタイルから厳しい場面も多々あったが、沢登の楽しさにすっかりはまってしまった。今年も夏になり沢登りシーズンの到来だ。2週間前に毛猛山塊の大鳥沢を単独で途中まで遡行しているが、この日も沢登りをしようと思い、ガイドブックを見て初級者の私でも登れそうな沢を選び、寺尾さんを誘って行く事にした。道行沢を選んだ理由は、ガイドブックで初級者向けと紹介されており、標高差も800mほどなので私でも登れるだろうとこの沢を選んだのだ。

 新潟市内の鳥屋野潟公園で寺尾さんと合流し、寺尾さんの車で入渓地点の湯之谷村の駒の湯を目指した。
 新潟中央ICより高速に乗る。仕事以外では久々に乗る高速だ。小出ICで高速を降り湯之谷温泉郷の最奥の駒の湯を目指す。枝折峠へ向かう国道から離れ、駒の湯の入口の橋の手前付近で車を止めた。林道は道行沢沿いにまだ奥まで伸びているが、銀の道を下山予定なので、下山地点に近いここに置いたのだ。ちょうど数台止められる駐車スペースがあった。
 林道を歩き始めるとすぐメジロアブの攻撃にあう。二人で手をばたばたさせながら林道を足早に歩く。15分ほどで林道終点に着き道行沢に入渓した。
 最初は樹林帯の中の平凡な沢だ。ゴーロ帯がいつまでも続く、快調に飛ばし1時間ほどで大きな支沢の流入地点に着いた。たぶん小倉沢の合流地点かと思い地形図を見る。しかし、本流であるはずの左からの沢のほうが水量が少ない。歩き始めて気づいたが、どうやら小倉沢の合流地点は気づかないうちに通り過ぎたようだ。それにしても、同じ水量が合流する地点を二人で見落とすとは・・・・
 休憩している間に虫除けスプレーを体に吹きかけたら、メジロアブは近寄らなくなった。
 そこからしばらくまだまだ滝の無い平凡な渓相が続いていた。滝がないと立ち止まらないから結構疲れる。30分位してようやく楽しめそうな滝が現れた。ガイドブックにはショルダーで無理やり登ったとある滝のようだ。良く見ると右壁が登れそうだったので、そちらを登った。寺尾さんが先に登り、私は寺尾さんが指示するとおりに手を掛け足を置きながら登った。
 そこから少しで10mくらいの滝が現れた。寺尾さんは直登ルートを見ていたが、私は左から簡単に高巻できそうだったので、さっさと高巻した。寺尾さんも高巻で登ってきた。
 その上にすぐ6mの滝が現れた。シャワークライムで登れそうだったので挑戦したが、滝の落口近くで水の冷たさに耐えられず、流れを離れて一旦下降。右の涸れ沢の涸れた滝を直登して滝の上に出た。寺尾さんは果敢にずぶ濡れになりながら登ってきた。この日は曇り空のためか沢の水温が低く濡れながらの滝登りは耐えられない。
 そこからは簡単に登れる小さい滝がいくつも現れ、快適に高度を上げていった。しかし、このあたりから私のほうが少しばて気味で30分に1回ずつの割りで休憩を入れていった。
 沢には天然の山葵が沢山生えていて、それを時々食べながら登っていった。
 だんだん水量が減りやがて水はちょろちょろになった。2m-3mの滝がいくつか現れ、クライミングの練習になると全て直登した。
 水が消えてひど状になり、やがてヒドの形状もなくなると大した藪も無く稜線に出た。
 登山道から少し離れた道行山の山頂に登って昼食とした。
 曇っているので日向でもさほど暑くない。越後駒は雲に隠れていたがやがて姿を現した。しかし、また雲に隠れた。
 下山は銀の道経由である。稜線を明神峠まで行くが、緩いアップダウンの連続で高度は下がらない。
 明神峠より銀の道に入る。ここは銀山平で銀が取れた時代に街道としてにぎわった道だ。登山道と違い尾根の上は通らず平均した勾配で徐々に高度を下げていった。道には足場の悪いところは無く快適な道だ。こまかく合目標識があり、合目ごとに地名が付いていた。興味があったので記録した。
 9合目 日本坂、8合目 仏堂、7合目(記録忘れました)、6合目 中ノ水、5合目 半腹石、4合目 水函(すいかん)、3合目 楢の木、2合目 目覚まし、1合目 坂本宿。
 駒の湯入口に止めた車には沢山のメジロアブがたかっていた。刺されないように着替え、駒の湯で汗を流して帰った。
 道行沢は初級者向けの沢ではあるが、単調であまり楽しい沢ではなかった。

6m滝。右壁を滝の高さまで登り、へつりながら落ち口に至った
足場はかなり悪い
道行山山頂から見た駒ケ岳

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