巻機山

2002年10月20日
MML新潟オフミ、吉田、中山さん、大山さん、津田さん、石川@横浜さん、伊達さん、福島さん、城村さん(登山口でお別れ)

コースタイム
7:20桜坂駐車場発-11:20避難小屋-11:45御機屋(山頂)-(小屋で昼食)-13:30 発-16:15桜坂駐車場着

米子沢は名山巻機山に突き上げ、開けた雰囲気と岩盤を流れる水流は名渓と呼ばれる にふさわしい沢である。 MMLにも沢登りの愛好家が多いことから、この沢を舞台に久々のオフミを開催する ことになった。
前日のうちに登山口の桜坂駐車場に入った。そして、井戸尾根3合目から沢への下降 ルートを下見しておいた。
津田さん、福島さん、城村さんと久々に見る顔がそろい、楽しい前夜祭となった。 大山さん、石川さん、伊達さんは深夜の到着となり、MMLのメンバーではないが私 と同じ会の仲間の中山さんは朝の到着となった。
前日夕方よりパラパラと雨が降っていたが、当日朝は濃い霧がかかっているものの雨 は止んでいた。天気予報の降水確率は午前中は30%、午後からこの確率も上がる。た だ、天気図からすれば低気圧から伸びた温暖前線が通過する。
雨が降るのは確実だ が、降水確率の低さを信じて沢登の支度をすることにした。
前夜思いがけず足を痛めてしまった城村さんとはここでお別れ、そして、尾根コース を行く福島さんとは小屋で再開することを約して歩き出す。
既に多くの登山者が井戸尾根を登っていった。
歩き出すと雨が降り始めた。木の葉をたたく音は本降りに近い。
米子沢の渓相からすると少々の雨でも遡行は可能だ。しかし、いつも一緒に歩いてい るメンバーならいいが、寄せ集めパーティーゆえ、メンバーの力量が分からない。
沢へ降りる分岐点の3合目に来たとき、沢に行きたい気持ちを抑えて、このまま井戸 尾根を登る判断をしその旨メンバーに伝えた。不要な荷物はその場にデポすることに なった。
軽くなったザックを担ぎなおして、気持ちを入れ替えて出発。
五合目からはガスの中から米子沢が見えたいた。沢の周りの木は見事に紅葉してい た。
登るにつれて雨は上がっていった。
遅れて登ってきた福島さんに追いつかれた。
6合目からは天狗岩とヌクビ沢が見えるはずなのだが、この時は全く見えなかった。
7合目が近づくと、ガスも晴れてきてニセ巻機が見えてきた。黄金に色づいた草と緑 の笹のコントラストが綺麗だが、紅葉のピークはもう終わったようだ。
ニセ巻機を越えて、避難小屋に荷物を降ろし、空身で御機屋を往復することにした。 この頃には再び濃いガスの中に入っていた。
御機屋には「巻機山頂」という新しい看板が設けられてあった。全員で握手をして登 頂を喜ぶ。 周囲の景色は全く見えず、記念写真を撮って小屋に戻った。
小屋では楽しい宴会タイム。多くの登山者は既に下山していて、ゆうゆうと座る事が できた。
下山もニセ巻機の下りでガスが晴れ、ヌクビ沢上部の景色が見えた。 今度は6合目から見事に色づいた天狗岩とヌクビ沢を見ることが出来た。
しかし、五合目からの米子沢はガスで見ることが出来なかった。
3合目でデポ品を回収して、沢登りのはずが尾根登りになってしまったオフミ登山が 終わった。
温泉はお気に入りの五十沢温泉に案内した。 巻機山の反対側になるが、露天風呂もある混浴の大浴場がお気に入りなのだ。(JO さん残念だったなぁ)
雨のため沢登りは出来なかったが、久々に会った関東のメンバーと旧交を温めるには いい登山になった。
また残雪期に新潟オフミをやることを約して皆と分かれ帰路についた。


なぜかイワカガミが咲いていた(撮影、大山さん) 紅葉のピークは過ぎていた(撮影、大山さん)

新潟県中越の山の目次へ戻る

ホームへ戻る

inserted by FC2 system