弥彦山、滝ノ沢
2003年7月27日、吉田、中澤さん、バクさん、はなさん
(コースタイムの記録は取っていません)
前週もこの滝の沢へ行ったが登れる滝の連続で飽きることなく、弥彦山といえども楽しい沢があることを認識した。
この日は、バクさんの友達のはなさんに沢登りの技術を教える事になっていた。
私は7月下旬は繁忙期で忙しく、日曜といえども早めに帰らねばならなくなった。よって、近場の弥彦、滝の沢で沢登りの講習会を開くことにした。
前週は雨が降っていて水量は多かったが、この日は晴れ。水量は前週よりも少ない。それでも、ここ数日の雨の影響か沢には沢山の水が流れているように見えた。
入渓前にはなさんに八の字結びの結び方の練習をしてもらった。入渓後まもなく次々と滝が現れる。落差のある滝は全てザイルを出して確保した。少し慣れていればフリーで登れる滝ばかりなのだが、初心者のはなさんだけでなく、今年何回か沢登りをやってきたバクさんや中沢さんもそのつどロープを出して確保した。
私がトップでフリーで登っていくと皆さんさすがという表情で私を見たが、なれればこんなものなのである。
大滝は直登にチャレンジしたかったが、時間がかかりそうだったため、途中であきらめて左から巻いた。
その上の赤滝で、中澤さんとバクさんに懸垂下降の練習をしてもらった。はなさんにはもっと落差のないところで練習してもらった。
とにかく、ちょっと大きな滝ごとに確保していたので時間がかかり、最初の二又で右に入って6合目付近で登山道に出た。
彼らには、ロープワークよりも岩登りの訓練がもっと必要かなと思った。
今シーズンは彼らに付き合って、簡単な沢を選びながらの沢登りが続きそうだ。回を重ねるごとにこつは覚えるだろう。私も3年前は初心者だったのだ。
滝を3人連なってフリーで登る。 | 水流の中を登る中澤さん |