角田山
湯の腰コース
2003年11月9日、単独
コースタイム
8:15登山口発-9:05山頂着9:10発-9:40登山口着
この日の3日ほど前に持病の腰痛が悪化した。腰痛とはいえ多忙な時期で寝ているわけに行かないが、配達は父に頼み自宅でできる仕事をしていながら、回復に努めた。
日曜日になり、少々痛みは残っているものの、普通に歩けるまでに回復し、そうなると山に行きたくなる。仕事の用事もあったので、手軽な角田山に行くことにした。
角田山には多数の登山道がある。腰が悪い私は迷わず「湯の腰」コースを選択した。
雨模様の日だ。これからの新潟は晴れの日はだんだん少なくなるだろう。
湯の腰温泉の看板に導かれて登山口を目指す。林道の途中で湯の腰温泉へ向かう道と分かれて、そのまま林道を車で登っていった。
登山口には立派な看板があり、車数台止められるスペースもあった。
最初から雨具を着て歩き出す。腰痛が出ないよう腰バンドを巻いている。荷物は御茶と行動食しかない。
杉林の中の沢沿いの道を少々進み、左の尾根に向かって登山道は登っていく。やがて杉林を抜けると尾根の上に出た。
落葉樹の葉が落ちて視界はいいが、ガスっぽくて遠くが良く見えない。
足元の登山道は落ち葉のじゅうたんが敷き詰められていて、かさかさと耳に心地よい音を立てながら登っていった。
階段が現れた。一歩ずつの幅しかない急な階段だ。
その階段を登り切ってしばらくで山頂の一角に出た。
小屋で御茶を飲んで早々に下山。下りも往路を戻る。
下山したらすぐ仕事の電話がきた。これから年末までは、仕事の合間を見ながら近くの里山めぐりになるだろう。