角田山
小浜コース〜灯台コース
2004年9月19日、単独
コースタイムの記録は取っていません
仕事の関係で日曜日といえども動くわけには行かない。それだけでなく、最近はお客様の対応が細かくなった上、新規の事業展開もしているので年中無休の状態になってきた。
よくまわりから「この不景気に忙しそうでいいですね」と言われるが、受注が増えて忙しいのでないのだ。もちろんこれは私だけでなく、多くの人が似たような状況にあるようだが・・・。
昼過ぎまで自宅にいたが仕事も一段落したし葬儀の電話は来ないようなので久しぶりに角田山に行くことにした。
午後3時頃、小浜の駐車スペースに車を置いて歩き出した。この場所はゴミの不法投棄が目立つ場所だ。このような光景を見るに付け、日本人のサムライの精神はどこへ行ったのかと嘆かわしくなってしまう。士道にそむけば切腹だったあの新選組の隊士だとしたら、こんなところにゴミを捨てるやからは全員切腹になるに違いない。
小尾根に上がりどんどん高度を稼いでいく、きれいに整備された角田山の他の登山道に比べれば、小浜コースの登山道は踏み跡のようなものだ。よく小浜コースは急登だといわれるが、そんな風には感じない。
足を前に出してさえ入れば山頂に着くような登山道を歩いていると自然と山とは関係ないことを考えてしまう。
プロ野球のストの問題を考えながら歩を進めていった。
私も御多聞にもれず野球観戦が好きで、最近はサッカーの方に熱を入れるようになってしまったが、以前は熱烈な中日ファンだったのだ。(今でも好きであるが)
野球ファンとして選手会の行動は支持するが、なんとかストだけは回避して欲しかった。
そんなことを考えているうちに灯台コースに合流した。山頂へは行く気はなかったのでそのまま灯台コースを下山すべく歩を進めた。
灯台コースは整備された登山道で歩きやすい。海に向かって下っていくのがなんとも気持ちがいい。
9月も半ばだというのに木々の葉は随分落ちてしまったようだ。先日沖合いを通過した台風の影響だろうか。
時刻は夕刻に差し掛かっているためか登山道に人気は少ない。樹林帯を抜けると展望の尾根道になる。シーサイドラインを通過する車の爆音が耳障りだが、海風が気持ちいい。
灯台の少し上で小浜方面に下りてシーサイドラインを歩いて車に戻った。
この夏、腰の具合が思わしくない状態が続いた。今も腰の痛みは取れていない。
仕事も切羽詰ってきたことだし、しばらくは簡単な低山歩きが続くだろう。