麒麟山、引入沢山

2005年4月24日、同行者多数(麒麟山)、単独(引入沢山)

コースタイム(引入沢山)
10:10登り始め-10:40山頂着10:55発-11:10登り始めたところ着

 新潟の藪山好きの登山家である羽田寿志さんが2冊目の本を出版した。仲間が集まって祝賀会をやろうということになり、私にもお誘いのメールが来たので参加させてもらった。
 旧津川町にある新潟市山の家の会場に集まり酒を飲みながら山の話をする。私にとっては多くは初めてお会いする方々ばかりだったが、同じように山を愛する方々と酒の力で簡単に打ち解け、楽しい一夜を過ごさせていただいた。

 翌日は羽田さんの案内で麒麟山と引入沢山に登る事になった。
 まずは麒麟山へ向かう。麒麟山は津川のシンボル的存在の山だ。
 城跡経由の通常の登山ルートで登る。白く輝く御神楽岳が目を引いた。
 山頂で往路下山隊と一周コース隊に分かれた。私は一周コースを選んだ。
 山頂直下から岩場の連続だ。滑りやすい重登山靴ではやや恐い。
 初めてご一緒する方々とも行動を一にすればもう仲間だ。
 周りの山を見て山の名前を教えたり、花のこと、草や木の事を詳しい人から聞いたり短い縦走登山だが楽しかった。

白く輝く御神楽岳、左の尖った山は笠倉山 阿賀野川の流れ、飯豊は雲の中だ

 麒麟山下山後、引入沢山に向かうことになるが、私は予定があり昼頃には山を降りていなければならない。羽田さんにお願いして先に単独で登らせてもらうことにした。
 旧鹿瀬町深戸より夏渡戸へ抜ける道を車で進み、峠手前より右に折れ林道に入る。
 引入沢山より西に伸びる尾根を登るつもりなので、その尾根に林道が一番近づくところに車を置いた。
 尾根に上がるとしっかりした道があった。その上岩場にはロープまでセットしてあった。
 急な尾根道をひたすら登ると雪の残る山頂に出た。
 藪越しに周囲の山々が見渡せる。残念ながら飯豊は雲に隠れていたが、阿賀野川の対岸に棒掛山が見え、その後ろに蒜場山が見えた。御神楽山は白く堂々として見え、その右遠くに見えるのは浅草岳であろうか、それから鍋倉山、日本平山が白く輝いていた。
 下山は往路を一気に下る。下ったところで登り始めようとしていた皆さんとすれ違った。

引入沢山より見た日本平山(中央)と鍋倉山(左)

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