大倉山

だいくらやま

2006年2月19日、吉田、ふうた、Oさん、東風さん

7:05安座川林道除雪終了地点発-9:45大倉山山頂着12:20発-13:13安座川林道着

 昨年の4月に竜ケ岳に登ったとき、大倉山に至る稜線がとても緩やかで山スキーにちょうどいいのではないかと思っていた。周囲は岩山の多い西会津の南側の山域、この稜線だけが緩やかに上がっていた。
 そして、この日仲間を誘って気になるルートを登ることにした。

 新潟市内でOさんと合流し、安田ICでふうたさんと合流、ふうたさんの車で西会津へ向かう。仙台からやってくる東風さんとは西会津の道の駅で合流した。
 天気は快晴見事な青空だ。
 安座川沿いの林道の除雪終了地点に車を置いてまずは林道沿いを歩き始めた。雪は締まってほとんどもぐらない。2月には珍しい雪質だ。
 安座川の橋を渡り、川の対岸に移ったところで適当な斜面を登り始めた。
 杉の植林帯の急な斜面、東風さんがトップですいすいと登る、体力には自信のある私が付いていけない。ふうたさんもどんどん登る。
 林道をショートカットして480m付近で地形図の点線の夏道沿いのルートに上がった。
 杉林を抜けると裸の木が並ぶブナが主体の落葉樹林帯。
 見晴らしのいいところで小休止。白い飯豊が美しい。磐梯山も三角の山容を見せている。
 その後、私以外の3人はどんどんと登って行った。どうやら私が一番のろまらしい。少しでも急なところはジグザグに登らないと登れない。彼ら3人は全然待ってくれない。気持ちに余裕がなくなってしまった。
 3人が視界から消えたところで諦めてマイペースで登ることにした。
 気温はぐんぐん上がっていって汗が噴出した。
 県境稜線に上がるとトレースはまだ続いている。稜線に突き上げたところからやや南が山頂だった。3人が待っていた。10分くらい遅れたらしい。途中で待っていてくれてもよさそうなものを・・・・やはりふうたさんががんがん引っ張ったらしい。それにしても、付いていけないとは情けない。シールが違うのか、荷が重いのがいけないのか・・・・

 山頂からの景色は素晴らしい。越後側は木が邪魔してよく見えなかったが、磐梯山、吾妻連峰が遠くに浮かんでいた。
 テントを張るまでもないかと思ったが、靴を脱ぎたくなってテントに入った。久しぶりに会う東風さんをまじえてたっぷりと宴会。調子に乗って飲みすぎた。

 下りはスキーだと一気だ。しまった雪の上に薄く積もった新雪のおかげでスキーの操作はしやすい。転んでも起きやすい。あっという間に下った。
 
 このところ通っている西会津の山々、みなそれぞれに個性のある山だ。気になっていたルートを登ることが出来て満足の一日だった。

どんどん離される 吾妻連峰と磐梯山 思い思いに滑る

新潟県下越の山の目次へ戻る

ホームへ戻る

inserted by FC2 system