弥彦山

旧間瀬銅山道

2006年3月11日、単独

(コースタイムの記録は取っていません)

 忙しい3月だがなんとかやりくりして1日休みが出来た。軽い山行をしたくなり、雪割り草を見に弥彦に登った。

 何年か前に山仲間と登った田の浦からの旧間瀬銅山道。その時出会ったかわいい花達を見たくて、この道をたどることにした。
 田の浦海岸の駐車場に車を止め林道を歩き出す。天気は晴れ、3月上旬とは思えないぽかぽか陽気。昼も近いこともあり半袖のティーシャツ姿で歩いた。
 宝川沿いに道は伸びる。やがて林道は終わり山道になった。
 キクザキイチゲやカタクリが少し咲いていた。
 砂防ダムを右から巻くと道が分からなくなった。道は川原を歩いているようだが、確か右側の山肌を登った記憶がある。どうせこの尾根に登るのだと勝手に決め付けて、右側の山肌を藪をこぎながら登っていった。
 道はなかなか現れなかったが、雪割り草に出会えた。
 尾根状のところ出たが道は現れない。でも、この時期の藪は透けて見えるので気は楽だ。
 記憶では山頂レストランの近くのスカイラインに出たと思ったが、尾根はどんどん南へ向かう。どうやら全然違う尾根を登っているようだった。道は全く現れないが、空き缶があった。過去にも誰か歩いているようである。
 寺泊町のとの町境付近でスカイラインに出た。スカイラインはまだ冬季の通行止めだ。雪がまだ道路上に積もっている。
 藪こぎついでに展望レストラン下の斜面も道のないところを攀じ登った。
 レストランで昼食にしようと思ったら、この日は貸切では入れなかった。行動食にもってきた握り飯ひとつを食べて腹の足しにする。
 
 下山は本来の間瀬銅山道を下った。やっぱりしっかりした道は歩きやすい。
 宝川にはきれいな滝もかかっている。沢屋の性分で滝の下まで眺めに行き、登るルートを目で追ってしまった。
 本来の道はなかり沢沿いを詰めてから山肌に取り付いていることがわかった。

 予想外の藪こぎをしてしまったが、心地いい春のハイキングになった。

藪の中で出会えた雪割草

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