杉滝岩
豊栄山岳会岩登り技術訓練
リーダー 吉田 参加メンバー 本田、波多野、湯川、神保、外山、中澤、内山、佐藤寿子、小林、大桃
2年ぶりの岩登り技術訓練。一昨年は御神楽山麓で行ったが、今回は新潟のクライミングのメッカ、杉滝岩で行った。
私はまだまだ技術的には未熟なのだが、基本的な訓練ならできるだろうと、リーダーを努めさせていただいた。
豊栄で集合を掛けておいたが、近いせいか大半は現地に直接向かうとの連絡が入っていた。
9時少し前に杉滝岩に到着、現地集合の組と合流し訓練開始。
まずはハーネスを装着してもらう。
次に八の字結びの練習。八の字結びでハーネスにメインロープを装着する方法を練習してもらった。それからインクノットとプルージックノットを講習する。
結び方の練習の間に下越山岳会のA氏が道路の法面の上に懸垂下降用のロープをセットしてくれた。
結び方の練習が終わると、橋の欄干を利用して懸垂下降の形を覚える練習をした。その間に遅刻組み3名が合流。
欄干での練習を終えた組は大桃さんの指導のもと、まずは岩場の端で懸垂下降の実践をしてもらい、その後、先程セットした道路の法面の上に移動して懸垂下降を実践してもらった。
遅刻組み3名も同じ手順で練習した。
午前の部はここまで。なんとか懸垂下降の練習を段取りよく出来た。
豪華な昼食の後は、実際に岩を登ってもらうことにした。
AフェースとBフェースの間の初心者コースに私がフリーで上がって終了点にトップロープを掛けた。
本田さんや小林さんにATCを使った確保のしかたや降ろし方の練習してもらいながら、全員がこのコースを登った。手がかりが乏しい場面もあるがみなさん上手に登ることが出来た。
その後、すこしレベルを上げようとCフェースのスラブルートに移動するが、私がリードで上がって希望者を登らせようとするが、登ったのは本田さんのみ。
最後に岩場の左端の初心者コースで登る練習をして終了した。
皆さんが練習している合間に、私はハングのルートや国体コースで自分自身の練習をしたが、まだシーズン初め、岩の感覚が慣れておらず、思うように登れなかった。