角田山

稲島コース 途中まで

2007年6月9日、単独

コースタイム
14:10駐車場発-15:00標高309m付近(撤退)-15:40駐車場着

 久しぶりに暇な土曜日となった。
 骨折して以来、角田山に登るのをひとつの目標としてきた。足の回復具合からそろそろ登ってもよい頃かと思い始めてきた。
 昼頃、雷を伴う雨が降ったが、その後小降りになった。
 天気がよければ山頂まで行きたいと考えていたが、これで目標を5合目に変更した。今の足の状態ではまだ山頂まで登るのは厳しいかも知れないので、この雨は良かったかもしれない。

 稲島の登山口は広い駐車場がある。
 ウエストポーチに小さいペットボトルのお茶と携帯電話だけ持って歩き出す。
 雨具を着なくてもいいくらいの雨だが、ザックを持たないので着て歩いた。
 幅広い登山道をゆっくり登っていく。
 右手にはステッキを持っている。左足の蹴る力が弱いのを、ステッキでカバーしながら歩いた。
 数人の登山者が追い越していった。私のペースは超ゆっくりペース、以前の私が見たら情けなく思うくらいのゆっくりペースだ。
 雨音と小鳥のさえずりが心地いい。
 東屋を過ぎるとやがて急になり階段が始まる。
 以前、合目の標識があったと思うが、見当たらない。撤去したのだろうか。
 目標が5合目だったが、合目の標識がないので次の道標までと目標を変更した。
 階段をゆっくり登る。登山者がどんどん追い越していく。
 標高309mの標識で引き返した。
 下りはストックでバランスを取り、階段を下りるときは右足から降りるようにしてゆっくりゆっくりと下った。
 階段が終わると傾斜がゆるくなるが、石に足を取られると痛みが走る。左足はできるだけ平らなところに足を置くように気をつけて歩いた。
 それでも、登山口が近づいてきたあたりで、左足が熱をもってきた。右手のステッキに体重をかけながらよたよた下る。
 やっとの思いで駐車場に戻ってきた。

 それでも、3週間前に高立山に行ったときよりは回復していると実感できた。
 私の足はゆっくりだが、確実に快方に向かっている。

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