弥彦山
西生寺コース
2008年4月6日、単独
コースタイム
10:30登山口発-11:50山頂着12:00発-13:00登山口着
雪割草とカタクリの見頃の時期に弥彦山に向かった。
登るルートは、まだ歩いたことの無い西生寺コースを選んだ。
数日前までの寒の戻りがうそのように、暖かい日曜日となった。
シーサイドラインを南に走り、野積で西生寺の道標に導かれて登山口へ向かった。
登山口の駐車場はすでに満車で、付近の道路も登山者の車であふれていた。その最後尾に車を止めた。
付近の山肌にはキクザキイチゲやカタクリがすでにお目見えだ。
道標に導かれるままに山道に入る。少しの間は杉林だがすぐに明るい雑木林の中の道となった。
登山道の周りの山肌はカタクリで覆われている。素晴らしい。
写真を撮りながらゆっくりと登っていく。
骨折の後遺症の残る左足は痛むが、この日の荷は最低限だけの軽い荷物。また、極力平らなところに足をベタ足で置けばそれほど痛まない。
スカイラインを横切るあたりから雪割草も見え始め、2度目にスカイラインと出合う手前は雪割草とカタクリの見事な競演になった。
スカイラインと分かれると道は尾根の上の道になる。
相変わらず右も左も花だらけだ。
やがて石の手すりで囲まれた弥彦神社の奥の院に着いた。
越後平野の景色が素晴らしいが、空がかすんでいて平野の向こうの山々はよく見えなかった。
山頂は多くの登山者で埋め尽くされていた。
適当なベンチに腰を下ろして昼食を摂った。
食後に鎮痛剤を飲む。
下山は往路を戻った。
下りも写真を撮りながらの山旅だ。
左足に衝撃がかからないよう、ストックを突きながら母子球あたりで着地するように歩く。
花たちの見事な競演に酔いしれているうちに、登山口に戻ってきた。
素晴らしい花の山旅だった。
カタクリ | 雪割草 | カタクリと雪割草の共演 |