弥彦山 お滝の沢
2008年5月18日、単独
年に何度か行く滝の沢。(地元の人は「お滝の沢」と呼んでいる)
私がこれまで、簡単に書いていたので、簡単な沢だと思っている人もいるようなので、今回の遡行時に、主要な滝の写真を撮ってきましたので、今回は詳しく紹介します。
入渓点から最初に現れる滝。落差10mくらい。 流れの右が登りやすい。左も登れるがホールドが細かい。 感覚を慣らすにはちょうどいい。 |
いくつか滝を越えて行くと、この滝が現れる。8mくらい。 最初に緊張をする滝、パートナーがいれば確保してもらおう。 写真正面の壁を登る。残置ハーケンあり。巻き道は右側。 |
次に現れる滝、10mくらい。 下半分は流れに沿って登れるが、上のほうは左へ登る。 |
6mくらい。 左から右へ斜めに上がるバンドを使って濡れながら登るのが一般的。 流れの右側の凹穴を使って登っていく方法もあるが、こちらは上級向き。 |
大滝、17m。 流れの右から取り付いて、流れの中を登れば優しく登れる。 左壁から取り付いて、核心部で流れに入るルートや、左の藪に向かって登るルートもある。 残置ハーケン、ボルト類多数あり。 |
赤滝。8m。 ルートは左側。 取り付きは残置シュリンゲをつかんで体を持ち上げる。 岩が滑っていやらしい。 パートナーがいたら確保してもらいましょう。 |
落差7mくらい。 右からも左からも登れる。 左は岩をコケが覆っている。 確保してもらいましょう。 |
落差、8mくらい。 右からも左からも登れる。 右から登るときは落ち口で「ファイト一発」的根性がいる。 確保してもらいましょう。 この滝の上で沢は二又に分かれる。 |
左又が本流だが、右又の方が滝の連続で面白い。 ずっとスラブ状の滝が続くが、この滝だけが垂直に立っている。6mくらい。 左から取り付いて流れの中に右足をつきながら登る。 ひとつだけ残置ハーケンがあるが、使い物にならない。 ハーケンもボルトも打てる岩じゃないので、力量のある人が先に登って、後続を確保しましょう。 |
右又は登山道に出るまで、ずっと滝が続く。
6合目で登山道に出る。