西谷地小屋沢〜覚道の頭

2010年10月24日、単独

コースタイム
6:30蝉ケ平ルート登山口発-6:38鉱山跡-7:00西谷地小屋沢出合-7:40二又-8:40楢山尾根-9:07覚道の頭着9:23発-11:47登山道に出る-12:11鉱山跡-12:20登山口着

 沢経由で藪山を一つハントしようと計画を立てた。
 目指すは、御神楽岳周辺の西谷地小屋沢経由で覚道の頭だ。
 
 西谷地小屋沢は、御神楽周辺の沢の中でも初心者向けで、過去2回遡行したことがある。そのときは、右又を登って、赤ヤシというピークを踏んだ。
 今回は、西谷地小屋沢の左又を詰め、楢山尾根を南に行ったところにある覚道の頭を目指す。覚道の頭は、隣の覚道沢の源頭にもなっているから、この名前があるのだろう。
 
 登山口には数台の車が止まっていた。県外ナンバーのほうが多い。渓流シューズで歩き始めた。 
 登山道を西谷地小屋沢出合まで歩く。
 このところ、クマ出没のニュースが多いので、クマ除けの鈴を付けて歩いた。
 西谷地小屋沢出合は、登山道がナメを横断しているところだ。突き当たりの滝を巻くべく、左岸の藪伝いに進んだ。
 水量は少なく、すでに源頭の様相だ。
 登れる小滝が連続して現れる。
 いくつか左から支流が合流するが、1:1の二又のところで、左又に入った。
 左又出合の小さい滝が登れそうで登れない。ちょっと悔しかったが、右から巻いた。
 滝をやり過ごして沢床に戻ろうとしたが、濡れたスラブが始まっていた。
 斜度は緩いが、一歩すべれば二又まで落ちる。慎重に右の藪をつかみながら登って行った。
 水が涸れたところでクライミングシューズに履き替えた。これまで登った右又よりも斜度がきつく感じた。
 行く手に岩壁が見える。あの岩壁が覚道の頭だと思い込んで登った。(実際は違う)
 急なところもクライミングシューズなら安心だ。
 やがて藪に突っ込み、楢山尾根に出た。
 覚道の頭のすぐ近くに出ると思っていたのだが、実際に出たのはは赤ヤシ(698ピーク)との鞍部付近だった。先ほど見た岩壁は、覚道の頭の岩壁とは違うことがわかった。
 稜線を南に進み、覚道の頭を目指す。
 稜線は藪だが、古い鉈目も見える。
 岩交じりの急登を登りきると、覚道の頭だ。山頂はキタゴヨウで覆われているが、北側に腰をつけるだけの場所があった。
 飯豊や会津の山々がよく見える。藪越しに鍋倉山も見える。

 下山は登ってきたルートを降りる予定だった。渓流シューズで下り始めた。
 山頂直下の岩壁は懸垂下降で降りた。
 急な藪の尾根の下山は方向感覚が狂いやすく、なかなか忠実に尾根をたどれない。間違って大蕎麦谷側に下りたら大変だ。下っては登り返しを2回して方針変更。稜線をたどらず、そのまま西谷地小屋沢方向に下ることにした。
 急な藪斜面の下りは腕力を使う。
 地形図に崖のマークがあるところに出た。左右をよく見て藪がつながっているところを選んで下降。
ロープはあるが、捨て縄が限られているので、懸垂下降は極力避けたい。また、懸垂下降をしてもロープが届かなければ大変なので、できるだけ藪斜面を選んで下っていった。
 崖マークのところを下りきったところで、クライミングシューズに履き替えた。
 スラブをフリクションを効かせてペタペタと下る。
 切り立った崖の上に出た。藪もつながっていない。ここで2回目の懸垂下降。10mちょっとの懸垂下降で崖の下に下りた。
 あとは緩やかなゴーロ状の下り。
 再び渓流シューズに履き替えた。
 二又のずっと下流で西谷地小屋沢本流と合流した。
 そして、登山道に戻ってきた。

 西谷地小屋沢は沢初心者コースだが、初心者を連れて行く場合、右又に行って、ホタル沢を下降したほうがいいだろう。
 

二又を右はいるとすぐにスラブが続く、上から見下ろした写真 岩峰が見える
紅葉も始まっていた 覚道の頭から楢山尾根を北に見る。
遠くに飯豊が見える


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