粟ヶ岳

中央登山道

コースタイム
6:25登山口発-7:10 3合目分岐着7:15発-8:35砥沢峰(ヒュッテ)着8:40発-9:12北峰-9:28山頂着9:45発-9:58北峰-10:20砥沢峰着10:28発-11:25ベンチ着11:35発-12:00 3合目分岐着12:10発-12:53登山口着

 4年半前の事故で左足踵を骨折し、その後遺症ゆえ山での行動時間や歩く距離等セーブした山行を続けていた。
 しかし、後遺症もだんだん回復してきたので、ここらで一度標高差1000mの登山をしてみようと思い、粟ヶ岳を選んだ。
 
第二貯水池脇のスペースに車を置いて歩き出す。ロープもアイゼンも入っていないザックは軽い。靴はスパイク長靴にした。
 新緑の尾根道を登っていく、登山道脇でかわいいイワウチワがお出迎えだ。

 3合目で中央ハイキングコースと合流する。水分を補給して歩き出す。
 所々雪が登山道を覆うが、ほぼ夏道通しの登山道だ。
 ベンチのあるピークで展望が広がる。守門岳は雲に隠れていた。
 梯子場の脇にイワウチワのお花畑だ。
 鎖場を過ぎると6合目の粟庭、展望が素晴らしい。
 ヒュッテのある7合目の砥沢峰は雪で覆われていた。小屋は雪に埋もれていなかった。

 時々雪の上を歩きながら、白山へ行く縦走路の分岐の北峰に出た。ここから川内山塊の核心部の山々を眺めながら登っていく。
 先行者を追い越し、山頂に到着。
 大きな雪庇ができており、その上に乗って周囲の山々を眺めた。
 次から次へと登山者が到着する。お昼にするにはまだ早い。
 早々と下山の途に就いた。

 すたすたと軽快なペースで下って行ったが・・・
 だんだん、骨折した左足が痛み始めてきた。
 ペースも落ち始める。

 砥沢峰の下の水場に行ってみた。
 雪の張り付いた斜面のトラバースの先に水場はあった。
 
 そこからの下りは登りよりもゆっくりのペースで左足をかばいながら下った。
 5合目近くのペンチで休憩。
 さらに3合目のベンチでも休憩した。
 この頃になると痛みは激しくなり、通常の倍の時間をかけてよたよた歩くようになっていた。

 3合目から40分以上かけてようやく登山口に着いた。

 標高差1000mの登山。
 下山時に痛みが出ないようにする工夫が必要と思った。
 それでも、新緑と残雪の気持ちのいい登山だった。

     
イワウチワが目を和ませてくれた  矢筈岳  五剣谷岳と青里岳。遠くに御神楽岳

山頂からの動画



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