角田山
灯台コース
コースタイム
7:17角田浜登山口発-8:17梨の木跡-9:10五ケ峠分岐-9:40山頂着9:50発-10:10五ケ峠分岐-10:37梨の木跡-11:10登山口着
5年ぶりの大雪に見舞われた新潟地方。しかし、大雪も小康状態になったこの日、角田山に出かけることにした。
今回は灯台コースを取ることにした。
角田浜の大駐車場は通路だけ除雪されていた。角田岬に一番近いところに車を止めて歩き出す。
強風がすさまじく、体が風に持って行かれそうだ。
浜に降りて灯台への階段の登りからこのルートは始まる。手すりにつかまっていないと吹き飛ばされそうだ。海抜0メートルで標高2000メートルの気分を味わっているようだ。
岬の灯台を過ぎ、少し進むと風は収まった。
積雪は足首程度。昨日のものかトレースが伸びていた。雪に隠れた階段などがあり、足の置き場には慎重になる。自然歩くペースはゆっくりとなる。
かつて梨の木のあったピークからは日本海のきれいな展望が広がっていた。
ゆっくりゆっくりと歩を進める。
風の通り道になっているところは、トレースが消えていた。ツボ足のラッセル状態になった。トレースがないと、歩くスピードは格段に落ちる。
それでも深いところで膝上位。新雪に自分の足跡を刻むのはきついが気持ちがいい。
小浜ルートの尾根を合わせ、五ケ峠ルートの尾根を合わせ、頂上に近づいていく。
再びトレースが消えた。ツボ足ラッセルとなった。
山頂直下までほぼトレースがなかった。
山頂の小屋で一休み。
食事を摂ろうと思ったが、ザックの中には食料がない。うっかり車に忘れてきたようだ。
暖かいお茶を飲んで、さっさと下山開始。
下山は早いが、風の通り道の処はすでに登りのトレースが消えていた。
雪で隠れた段差に悩まされながら降りていく。
数人の登山者とすれ違った。
この山では、トレースに対するお礼は言わないようだ。
最後は強風の中、角田浜に降り立った。
海岸の低山、角田山で、ちょっとしたラッセルができて楽しかった。
部分的にトレースが消えていた | 日本海と佐渡、船が航行している | 角田岬の灯台 |