安野川 小倉沢〜二ノ峰沢

五頭山

2013年7月21日、単独

コースタイム
6:00どんぐりの森発-7:05大杉沢出合-7:40二ノ峰沢出合-9:08源頭-9:10登山道に出る-9:12三ノ峰着9:22発-10:20どんく゜りの森着

 五頭連峰には、日帰りにちょうどいい手ごろな沢がいくつかある。
 日曜の午前中、時間が取れたので、久しぶりに二ノ峰沢を遡行することにした。 

 どんぐりの森の登山口に車を止めて歩き出す。すでに一般登山者の車が数台止まっていた。
 どんぐりの森から奥に続く踏み跡をたどっていくと、沢に降りる鉄梯子がかかっていて、そこから入渓となる。
 すぐに金剛の滝が現れた。何度かこの沢に入っているが、その中でこの日が一番水量が多く感じた。
 右手のヒドを登り、支流の小沢を横切って高巻き、最後は懸垂下降で降りた。
 
 次に現れた滝は、右岸に踏み跡がついていて、それに従って巻くと、最後は鉄梯子で沢床に降りられた。
 チョックストーン滝が現れた。水量が多く釜はまるでジャグジーのごとく泡立っている。巻くことも考え周囲を見てみるが、巻は悪そうだ。
 ジャグジーになっている釜の左端に足で探りながら足場を探し、チョックストーンの下に渡り、残置ロープを頼りに全身に滝の水を浴びながら登った。
 その上の霧滝はまるでシャワーになっていた。
 大杉沢出合で地形図を確認する。いいペースで登っている。
 時折現れる滝は難しい物はなく、軽快に越えていった。
 いくつか滝を越えると、左から二ノ峰沢が合流した。間違えると悪いので、本流を少々登り、右から出戸の朴ノ木沢が合わさるのを確認して、先程のは二ノ峰沢に間違いないと確信した。

 二ノ峰沢に入ると、きわどいが、登れる小滝が連続して現れる。登攀力のある沢ヤには楽しい沢だ。しかし、確保するほどの滝もなく、ほとんどフリーで登れる。
 ただ、この日は以前来た時より水量が多く、更に水も冷たかったので、やや苦労した。
 滝が現れると、どこからどのようにして登るかルートファインディングする、これが楽しい。
 いくつか支流が合わさるのを過ぎると、水量はどんどん減っていく。
 最後の二又は二ノ峰と三ノ峰の鞍部に突き上げる方にルートを取った。
 ブナの原生林が美しい。
 源頭からブナ林の薄い藪漕ぎ2分で登山道に出た。

 三ノ峰で休憩して、登山道を下山した。

     
 本流のチョックストーン滝 
全身ずぶ濡れで越えた
 二ノ峰沢の最初の滝  二ノ峰沢の滝
     
 ミニゴルジュの滝  二ノ峰沢の滝  二ノ峰沢の滝
     
 二ノ峰沢の滝  源頭のブナの原生林 
薄い藪こぎ2分で登山道に出た
 三ノ峰で乾杯!

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