大蔵山、菅名岳

2014年1月3日、ふうたさん、うめさん、かとうさん、吉田

コースタイム
7:20登山口駐車場発-10:00大蔵山-10:30三五郎山-11:43菅名岳着12:55発-15:00登山口駐車場着

 越後平野の南東方向に、平野からいきなり聳え立つ菅名連峰。
 地元山岳会の努力によって、登山道が整備され、多くの登山者でにぎわっている。
 山仲間のふうたさんから、この日にインターネットの仲間と菅名を登る話を聞き、私も参加することにした。

 前夜、安田I近くにテントを張り前夜祭。ふうたさんとこうやって飲むのは久しぶり、そして、初対面の仲間ともすぐに打ち解けて楽しい一夜となった。
 
 いずみの里奥の登山口の駐車場に車を止めて歩き出す。
 越後平野の積雪はゼロ、駐車場にもうっすらと雪が積もっている程度で問題なく乗り入れることができた。
 林道を10分ほど歩いて、道標に導かれるままに大蔵山の登山道に入った。
 杉林をもくもくと登っていく、途中林道を横切り、階段を登ってさらに杉林の中をもくもくと登って行った。
 雪が道を覆い始めたが、先行者のトレースがあり、快適に登って行った。
 やがて杉林を抜け、明るいブナ林に入っていった。
 天気は高曇り、この時期の越後の山にしては上々の天気だ。
 
 4合目でわかんを装着した。しかし、トレースがあるためまったくもぐらない。
 ふうたさんがぐいぐいメンバーを引っ張る。
 緩やかに高度を上げていく。
 
 鐘が現れ、大蔵山に着いたことを知った。写真を数枚撮っただけで、休憩せずにそのまま縦走路に入った。
 大蔵山から先はトレースはない。バージンスノーに我々のトレースを刻んでいく。
 傾斜のある処では膝までもぐる処はあっても、下の雪は春のように締まっており、それほどもぐらない。
 三五郎山の下りのあたりから青空が見え始めた。そして、川内の山々が全貌を現し始めた。

 青空の広がる菅名山頂も全く足跡がない。今年はまだ誰も登っていないようだ。
 飯豊連峰は雲に隠れて見えないが、周囲の絶景は見事だ。
 テントを持ってきていたが、雪の上に腰をおろし、青空のもとでの昼食となった。

 下山は丸山尾根。
 進行方向にコンパスを合わせて下りはじめ、問題なく丸山尾根に乗った。
 気持ちのいいブナ林の下りだ。
 
 331mピーク手前の鞍部でわかんをはずし、沢に向かって降りた。
 積雪はあるものの、夏道利用の方が有利な程度だ。
 やがて林道に乗り、登山口に戻ってきた。

 真冬の越後で好天に恵まれ、楽しい山行になった。

     
 ブナ林の中を登る 
しっかりしたトレースがあるためもぐらない
 木の枝に雪が着き始めた  大蔵山山頂
休まずに進むらしい
     
 三五郎山の下りで青空がのぞき始めた  三五郎山を振り返る
我々の付けたトレースが刻まれている
 菅名岳最後の登り
     
 菅名岳山頂の鐘  粟ケ岳が見える  五剣谷岳 青里岳 
その間から見えるのは矢筈岳か



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