弥彦山

八枚沢周回コース
雨乞尾根〜妻戸尾根

2014年4月6日、単独

コースタイム
7:35登山口発-7:53縦走路合流-8:20能登見平-8:50山頂着9:00発-9:40登山口着

 平日は暖かい日が続くようになってきたが、なぜか週末になると天気が悪い。
 この日も天気予報は雨マーク。上空に寒気が流れ込んでいる予報なので、山の天気は変わりやすいだろう。
 雪山に思いをはせていたが、手近なところで弥彦山に行くことにした。

 八枚沢コースの登山口の駐車場に車を止めて歩き出す。
 この日は、雨乞尾根を登って、妻戸尾根を下る予定だ。
 雨乞尾根コースの登山口が分からず、目の前の斜面を強引に登って登山道に出た。(下山後わかったが、八枚沢の滝の上を渡渉して尾根に取りつくのが本来のルートのようだ)
 
登山道の両脇にカタクリが咲き乱れている。ただ、まだ花弁は開いていない。イカリソウやエンゴサクもカタクリに混じって咲いていた。
 やがて、国上山から伸びている縦走路に合流し、左下にスカイラインを見ながら進む。相変わらずカタクリが目を楽しませてくれる。
 天気は薄曇りだったが、黒い雲が上空を覆いはじめ、ガスに包まれて雪が降り始めた。
 雷鳴もとどろき、一気に山肌が白くなった。
 
 もくもくと登っていくと、案内地図のある能登見平に出た。ここで、裏参道(西生寺コース)と合流する。
 電波塔のあるところで、下山予定の妻戸尾根の登山道と合流し、ひと登りで山頂に出た。
 
 相変わらず雪が降り続いていて、景色は見えない。
 奥の院に参拝して、建物の陰で小休止の後、下山の途に就いた。

 下山は妻戸尾根だ。
 下っている途中で、雪が止んだ。
 白くなった山の景色もきれいだ。
 カタクリの花にも雪が積もっていた。

 一気に登山口に戻ってきた。

 雪に降られたけれど、心の洗濯ができた。
 やはり山はいい。

     
 登山道わきはカタクリの群落 雪が降って、一気に白くなった  妻戸尾根を下山途中、雪が止んで、
雨乞山と国上山が見えた


 

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