大荒川支流
西小倉沢
2014年6月15日、吉田、竹内、石附、渡辺、堀澤
タイム
7:25魚止の滝登山口駐車場発-8:00入渓-8:25小倉沢に入る-12:40五ノ峰着13:00発-14:10登山口-14:20魚止めの滝駐車場着
多くの登山者でにぎわう五頭連峰。 素晴らしい沢が沢山ある山塊としても知られている。
この日は、新潟クライミングクラブの山行として、大荒川水系の西小倉沢を遡行することになった。
松平山に至る登山口の駐車場に車を止めて歩き出す。
天気は高曇りだが、前夜の雨で沢は増水しているようだ。
松平山に向かう登山道を分け、踏み跡をたどり堰堤の所で入渓だ。
水量が多いためか、簡単に通過するはずの所もこの度は難しくなっていた。
広手沢出合を過ぎたところの滝は、やや大きめに巻いた。
そして、小倉沢に入っていく。
登れる小滝が次々と現れるが、水量が多いため難易度が上がっている。
かつて来た時に、簡単に登った滝まで巻いてしまった。岩がぬれているだけでも厳しくなる。
そして、メインハイライトの三十三間の滝下に着いた。ここで初めてロープを出した。
下段の部分を石附さんがリードで登る。なかなか厳しそうだ。
順番を待っていると寒いので、ピッチを切ったテラスまで巻きで行こうと巻道に入った。
これが大誤算だった。小さく巻きできず、大高巻するしかなくなったのだ。
メンバーに合図して大巻きルートをたどる。体力が消耗していった。
滝上に着き、メンバーが登ってくるのを待った。メインディッシュを食べられなかったような虚しさに襲われ、一気に疲れが出てしまった。
東小倉沢を分け、西小倉沢に入る。
それからも、水量が多めの沢の遡行。
ロープを出すところはなかったが、それぞれグレードが上がっている感じだった。
五ノ峰に抜けるルートをたどったが、読図ミスで藪漕ぎになってしまった。
昼過ぎに五ノ峰に突き上げ、遡行終了。
昼食を摂り、記念写真を撮って下山。
下山は赤安道。疲れた足には長く感じる。
メインの三十三間の滝は登れずじまいだったが、楽しい沢登りができました。
水量多めで難易度アップ | 三十三間の滝 | 五ノ峰で記念写真 |