粟ヶ岳

下田より、途中撤退

2015年1月4日、ふうた、ひらっぺ、Hさん、吉田

コースタイム
7:40除雪終了地点発-8:45祓川に架かる橋-1045粟薬師-12:00 800m付近着13:25発-13:40粟薬師-14:45祓川に架かる橋-15:20除雪終了地点

 川内下田山塊の最高峰、粟ヶ岳。
 越後平野を東側から見下ろす山だ。
 加茂と下田から登山道が伸びているが、私はまだ下田から登ったことがない。
 この度、山仲間のふうたさんから誘われ、二つ返事で参加を了解した。

 下田のいい湯ら亭の駐車場に集合し、除雪終了地点まで移動した。除雪は南五百川の最奥の家の前までだった。その横に駐車できるスペースがあり、そこに車を駐車した。
 駒出川に架かる橋を渡る処からスタートだ。トレースはなく、最初からわかんを付けての歩行となる。
 雪原となった田の中を伸びる林道を先頭を交代しながら進んでいく。
 登山口の駐車場を過ぎ、祓川を左に見下ろしながら進んでいく。
 崖の下をへつりながら通過する部分があり、雪崩の危険も考えられるので、しばし進路を考えたが、そのままへつり道を進んだ。この時は、ひとりひとりの間隔をあけて歩くように心がけた。
 
 祓川に架かる橋の上にも大量に雪が積もり、スリル満点の通過となった。
 地形図を確認しながら登る尾根を特定する。登山道は一番無理のないルートを登っている。
 尾根に取りつくと、時に腰や胸までのラッセルになり、なかなか進まない。
 小雨が降りはじめ、やがてみぞれとなった。
 風は東側から吹いている。
 強力なふうたさんやひらっぺさんのお陰で、トレースを伸ばす事が出来た。
 ただ、山頂は無理だとあきらめた。

 尾根が広くなり、小屋が現れた。もう1時間進む事になった。
 正午になり前進を停止。適当なところにテントを張ってもぐりこんだ。
 地形図を読み、標高800m近くに居ることを確認した。
 外は悪天候だがテントの中は快適だ。楽しい宴会ができた。

 下山は往路を戻った。雪山の下山は早い。
 登りの半分以下の時間で、除雪終了地点に戻ってきた。

 今回サブルートに考えていた、十石尾根ルートもいずれは登ってみたいと思う。

(今回デジカメ忘れたため、携帯で撮った写真のみです)

     
 祓川を渡る橋
スリル満点
 ラッセルしながら登る ブナ林がきれいだ 
     
 撤退地点から写した写真 撤退地点から写した写真
越後平野を見下ろす 
撤退地点から写した写真
見える尾根の地形から判断し
800m付近と推定した 



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