1997年8月3日、単独
ネズモチ平の登山口より入った。 最初はぶなの林の中の緩やかな登りだったが、途中より急登になった。 1時間ほどで前岳に出て桜ゾネコースと合流した。そこから、15分程で一等三 角点の有る山頂に着いた。 山頂は濃いガスに包まれており、期待していた眺望は得られなかった。 沢山の人が登っていた。山頂付近は草原になっており、そこで座って弁当など を食べている。尻の下には貴重な高山植物が有ることを知っているのだろうか、 あまりの多くの人の行動に私は注意することが出来なかった。 私は少々休憩した後下山の途についた。 前岳より桜ゾネコースを下山することにした。前岳の分岐辺りできれいなヒメ サユリに出会うことが出来た。 桜ゾネの登山口より林道を歩いてネズモチ平の登山口に着いた。 この山は越後の山には珍しく、林道で相当な高さの所まで行ける為。マナーの 分からない登山者が多く登るようになってしまったのだろう。残念なことだ。