1997年10月4日、単独
午前中仕事をしていたので午後からの山行となる。 上川村の峰越林道を進み登山口を目指す。情報では、峠手前に広場があり、 そこに赤布が付いている登山口があるとの事。 林道を走っているうちに車の後輪がパンクしてしまった。スペアタイヤを付 けて走り出す。 途中赤布を発見。しかし、降りてみてもどう見ても道が無い。どうも違うよ うである。 引き返し再び車で走り出す。 林道を更に上がり、左に降りる林道を分かれて、まもなく左に大きな広場が あり、右手に赤布があった。 見ると、しっかりした道が伸びている。ここが登山口に間違い無い様だ。 薮を想像していたが、道はしっかり踏まれ、ちゃんとした登山道に見えた。 緩登しばらくして、潅木帯に入り、道が左にカーブすると稜線に出た。 そこには峠の方から続く踏み跡が合流した。 稜線といっても潅木薮で視界は開けない。 急に視界が開け前ピークに出た。素晴らしい展望だ。川内の山々、会津の山 々が手に取るように見える。 そこからすぐに山頂に着いた。登山口から25分ほどだった。 山頂には一等三角点とその標識だけ有った。薮は刈り払われていたが背伸び をしないと景色は見えない。しかし、その眺望は素晴らしいものだった。 川内の山々、会津の山々、遠くに越後三山も確認できた。 下りは来た道を引き返した。