1997年11月8日、単独
午前中仕事をしていたので午後からの登山となった。 国道49号線を会津に向かって走り、県境が近ずく頃、八木山の標識より右折 津川カントリークラブの標識を目印にして走る。 登山口の場所は田沢部落を過ぎた後、小さな峠を越えて左側に赤テープの目 印があり、その場所にNO.36の電柱があるという事前の情報を得ていた。 登山口はすぐ分かった。車が2台停めてあったが、これは登山者ではなく林 業関係者の車のようだった。 13時35分、路肩に車を駐車し出発。杉の植林の中の道を行く。 すぐに急登が始まった。とにかく滑る、木や草に捉まらないとなかなか登れ ない。 杉の植林帯が終わるとまもなく尾根に出た。道は落ち葉に覆われいてるがは っきりしている。赤テープの目印が細かい間隔であり迷う所はない。 20分ほど行くと小さいピークを越え急登は終わったが、その辺りから潅木帯 になりはじめた。 しかし、木々の葉は落ちており、視界はいたって良好である。 14時5分、一等三角点のある山頂に出た。葉の落ちた木々の間からではあるが 360゜の展望が得られた。 飯豊山、磐梯山、御神楽岳、日本平山、五頭連峰、なかなかの眺望である。 5分の休憩で、往路を戻った。 急で滑る所は木に捉まりながら下っていった。 14時35分、登山口に着いた。 下山後津川カントリークラブの方向に車を走らせてこの山を眺めた後、帰途に ついた。