1998年4月29日、単独
蒜場山に登ろうと思い登山口の加治川治水ダムに向かって車を走らせた。 しかし、琴沢手前のゲートが閉まっており、仕方なく爼倉山に登る事にした。 登山道は最初用水路沿いに進んでいく。道は沢に突き当たり用水路の取水の 為の堰堤が有った。しかし、そこから先は道が見当たらない、少し戻ってみる と右の林の中に登山道が延びていた。木の枝に赤布が付けてあったが見落とし やすいと思った。 登山道沿いには道標が短い間隔で付けてあったが、錆びているものが多く、 読み取りにくいものも有った。 お京平付近は雪原になっており、トレースもなく行く方向がわかりにくかっ た。雪原の出口が分からず時間を費やしてしまった。 そこからの急登でガスの中に入り、雨が降り出した。 山頂からの展望はガスの為何もきかなかった。天狗の庭に足を伸ばそうとも 思ったが天気が悪く早く降りたくなった。 下山途中で数人の人とすれ違った。 半日のハイキング気分の登山なら丁度いい山だと思った。