御神楽岳


みかぐらだけ

1998年5月10日、単独

 コースタイム
7:08 室谷口登山口発 − 8:50 大森着 9:00 発 − 9:38 山頂着 10:00 発 −
12:00 登山口着 


会越国境にその雄姿を見せる御神楽岳は、山登りを始めた当初より登りたい
山だった。前の月の98年4月に今回と同じコースで登ろうとしたが、雪の為ルー
トが分からず引き返してきた。この日は2度目のチャレンジである。
  朝7時8分、上川村の室谷口の登山口を出発。この道は昨年整備されたばかり
である。
  道は瀬戸沢沿いの新緑の森の中を進んでいく。まもなく小沢を越しまた瀬戸沢
沿いに高度を上げていく。
  「御神楽岳まで3時間30分」の標識の辺りから道は沢から離れ右側の斜面を
ジグザグに登っていくが、再び沢沿いの道になる。
  沢の音が聞こえなくなったら小さな尾根を越え一旦下がるが、広い谷を越える
と次の尾根に取り付いた。そこには「御神楽岳まで2時間40分」の標識が有っ
た。
  尾根らしいのはすぐに無くなり、まるでスキー場にした方がいいだろうと思わ
れるような広い斜面を登っていく。
  やがて「最後の水場、御神楽岳まで2時間40分」の標識の有る沢に着いた。
水を補給し小休止する。
  そこからは再び広い斜面で、刈り払われた後のネマガリタケの茎が多くつま
づかないように注意が必要だ。
  8時50分、大森に着いた。展望は一気に開けた。「御神楽岳まで90分」
の標識が有る。
  10分の休憩の後出発。道は尾根上を進んでいく。
  雨乞峰を通過するとき栄太郎新道との合流点が有るはずだが、分からなかった。
  小さな祠が有り、そこからすぐで山頂に着いた。
  山頂は三角点だけが有り、その他の標識は何も無かった。意外と狭い山頂だ。
しかし、遮るものが無い360゜の大展望が待っていた。
  飯豊連峰、二王子岳、五頭山、川内の山々、守門岳、浅草岳、越後駒ケ岳、平
ケ岳、会津駒ケ岳、磐梯山などが周囲を囲んでいた。期待を裏切らない大パノラ
マだ。
  記念写真をとりまもなく下山した。
  下山途中18人ほどの人とすれ違った。
  期待通りのいい山だったが、思ったより簡単に登れて拍子抜けしてしまった。

新潟県下越の山の目次へ戻る

ホームへ戻る inserted by FC2 system