兎ケ倉山


うさんくらやま

1999年7月24日、単独

コースタイム
13:00頃新潟市発=14:40津川町倉ノ平奥の林道終点着14:43発−
15:26山頂着15:32発−16:05林道終点着=豊栄着

  本日新潟県地方は梅雨明けした模様と気象台より発表が有った。空は夏を思わせるよ
うな空、気温はぐんぐん上がっていった。
  午前中仕事が有り、明日は展示会の為日曜であるが休みではない。
  よって本日は無理矢理でも午前中に仕事を終わらせて低山を一つ登ることにし、兎ケ
倉山(ウサンクラヤマ)に行くことにした。
  13時頃なんとか仕事を終わらせ、コンビニでパンを買って、車の中でほおばりながら
津川に向かって走り出した。
  新潟中央ICで磐越道に乗った、走り出してまもなく工事の為に片側交互通行の箇所
が有り10分ほど停まったがあとは順調に車を進ませることが出来た。
  津川ICで高速を降り正面に餅倉山が見えた、私はこれまでこの山が兎ケ倉山だと
思っていた。
  津川のスーパーで虫除け薬を買い49号線を福島県境方面に向かっていった。
  見返大橋という橋を渡ると「倉ノ平入口」の道標が有り国道を離れた。
  倉ノ平集落を過ぎると林道は高度を上げていく、ふと見ると山頂に電波塔のある兎ケ
倉山から遠ざかっている、道を間違えたようだ、倉ノ平集落に戻り集落の中央付近か
ら分かれる道に入ったが行き止まり、少し戻ると「NHK」の標識が有りそちらの林
道を入っていった。
  下山後分かったのだが、集落の入り口に集落内の案内図が有ったのだ、全く気がつか
なかった。
  14時40分、林道の終点に着いた。この時間なら普通なら登山を諦めるところだが、こ
の日登らないとしばらく山に登れないかもしれないという考えが有ったので、すぐに
支度をして歩き出した。虫除けだけはしっかりと塗った。
  沢沿いの道を進んでいく、沢を右に左に渡りながら緩やかに登って行く、徒渉地点の
多くは丸木橋が架かっていた。おそらく今年かけたのだろうまだ新しいようだ。
  蚊や蚋が寄ってくる、蝉や鳥の鳴き声が気持ち良いはずだか、この蚊や蚋が台無しに
している。
  そして、蜘蛛の巣が登山道の行く手をふさいでいたが、ストックで払いながら進ん
だ。ストックにはこういう使い方も有るものだ。
  とにかく虫除けを塗っている為皮膚にはとまらないが、蚊や蚋がうるさく寄ってく
る、とにかく虫から逃げたいの早足で歩いていった。
  歩き始めてすぐ、きれいな滝があった。
  沢の流れが細くなり、やがて道は沢から離れた。
  道はだんだん急になり、ジグザグに登るようになると木々の間から竹ノ倉山や棒掛山
が見え始めた。
  やがてひょっこり電波塔のある山頂に出た。
  中央に三角点が有り、兎ケ倉山の標識が有った。
  標識を入れて記念写真を撮った。
  展望は大日岳の方向と反対の方向の山が見えていたが、気温が高い為か霞んでいた。
水を少し飲んで下りにかかった。
  快調に飛ばして歩く、下り始めは払った蜘蛛の巣は再建されていなかったが、登山口
が近ずくにつれ蜘蛛の巣は再び登山道を覆うようになった。
  蚊や蚋は相変わらず寄ってくる。
1 6時5分、登山口に戻ってきた。
  短い山行だったが、気温が高い為たっぷりと汗をかいた。

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