1999年10月17日、豊栄市市民登山
コースタイム 6:48豊栄発=9:00登山口(戸隠神社下)着9:35発−11:26山頂着 12:38発−13:55戸隠神社着15:00発=17:00豊栄着 今回の豊栄市体育協会主催の市民登山は北魚沼の下権現堂山だ、春の市民登山は蒜場 山で市民登山としては少々レベルが高かったが、今回は標高差約700m2時間弱の 登りなので市民登山のレベルとしては丁度よいだろう。 集合場所の豊栄市総合体育館前を2台のバスに分乗して出発した。市民55名、豊栄山 岳会13名事務局3名の総勢71名にもなる大部隊だ。 登山口の広神村の戸隠神社でバスを降り5班に分かれて歩き出した。私は5班のリー ダーを勤めることになった。 5班ということで最後尾を歩き出したが、すぐに先頭に立ってしまった。 天候は雨、雨具を着けて歩き出したが、やがて止み雨具を脱いだ。 業の秤という所で尾根に出た。平野の方は見えるが、山はガスがかかっていて何も見 えなかった。 最初はやや急な道だがやがて緩やかになった。道の脇には喬木は無い、伐採した為だ ろうか。おそらく、天気がよければ展望のいい尾根道なのだろう。 五合目付近から雨が降り出したので再び雨具を着るが、雨具を着た途端晴れた。 七合目手前から急登が始まり、七合目を過ぎると岩の下からしみ出ている弥三郎清水 が有った。水量は豊富で美味しい水だ。 アクシオムスキー場からの道を合わせるとすぐ山頂に着いた。 期待していた展望はガスの為全く見えず、班の記念写真だけ撮って山頂手前の林の中 で昼食にした(。ただし、私のミスで写真は写っていなかった。) 下りは滑りやすく慎重に下った。 戸隠神社に下山したら神社前の休憩所でボランティアのおばさんが「お茶飲ねぇけ」 と声をかけ言葉に甘えてお茶を飲んだら煮物も食え、漬物も食え、そして、酒も飲ん でいけと、大歓迎。別にお金を取るわけでもない、ただ、団体登山が来たので歓迎し ているだけなのだ。 みんなすっかりそこで足が止まってしまった。 全員の記念写真を撮ってバスに乗り出発したのは、下山から1時間以上経った頃だっ た。 市民登山は大人数で移動するので大変な部分も有るが、同じ町に住んでいる人に登山 の楽しさを教える良い機会だと思っている。