越後藪山情報ネットワーク2000年のレポートの要約


兜巾山
(柏崎市)2000年12月下旬。
雪が積もった桜峠から市町境を歩く。水田 の印までは山道がある。その上にもかすかな踏み跡もあり、藪もそうひどくない。山 頂は、30センチ程の雪に被われ、石の祠がある。展望は、手前の肩の露岩帯が良い。

棒掛山(鹿瀬町)2000年12月下旬。
林道水沢長走線からビール沢右岸尾根を登 る。尾根に乗ると藪はそれほど濃くはなく、潅木にキタゴヨウが若干混ざる。雪面に 残されたノウサギの足跡を辿って山頂に達した。

蕗山(新発田市)2000年12月下旬。
田麦沢の橋直ぐ先で地形図の道を見送り、 左手の小沢を渡渉し踏み跡を辿る。杉林の中を通過すると直ぐ前の尾根に踏み跡が続 き、尾根上の踏み跡は蕗山の主稜線まで続く。稜線上は鉈目もある。

棚橋山(新発田市)2000年12月中旬。
釜ケ沢右岸の道路を進み、砂防ダムを 渡って対岸の尾根に取り付く。三川村との境の稜線から棚橋山に向かう。帰りは棚橋 山の北尾根から登り口に下りた。

本田山(豊浦町)2000年12月上旬。
滝沢集落から背丈ほどのササ藪の道を進 み、三角点に達する。地形図では本田山は北の98m峰に記されているので北に進む が、98m峰には何もない。さらに北に進んで、大宮沢堰脇の道路に出た。

高倉山・大樽山・鳥坂峰(黒川村)2000年12月上旬。
鱒谷橋付近に車を置き、 鱒谷沢左岸尾根を高倉山まで登る。村境を大樽山まで往復し、鳥坂峰に向かい、鱒谷 沢右岸尾根を下って鱒谷橋に戻る。

桃川峠〜朴坂山(関川村)2000年12月上旬。
桃川峠から巡視路を登ると、すぐ に鉄塔があり飯豊の展望がいい。そこから314.0m峰(点名:西山)までは数十mお きに赤ペンキなどのマーカーが付いているが、その先は藪で西山切り通しで縦走路と 合流する。

菅倉山〜談合峰〜御前ケ遊窟(上川村)2000年11月下旬。
菅倉沢出合から入渓 し、右岸沿いに菅倉山に登る。沼ノ峠山から踏み跡を辿るが、談合峰付近だけ藪だっ た。井戸小屋山が近づくと道が現れ、ソーケエ新道を下る。日帰り山行。

笹峰(加茂市)2000年11月下旬。
松平橋から中越幹線の巡視路を進む。すぐに 道は二つに分かれる。左が山頂へのルートであったが、右の巡視路を辿った。稜線上 からは薮になるが、残置テープも多い。山頂近くで幅広の刈り払い道に飛び出し、難 なく山頂へ。

枯松山(関川村)2000年11月下旬。
大石ダムの東俣コースの林道ゲートに車を 置き、林道終点まで自転車を利用する。対岸に渡り、三吉の峰の看板から尾根に取り 付く。850m付近まで明瞭な踏み跡があり、その後所々にマーカーを付けながら山 頂に達する。

黒手ノ峰〜一本松〜牟礼山(関川村)2000年11月下旬。
小川沿いの林道終点か らマサミ沢まで歩き、小川を渡渉し対岸の斜面に取り付く。稜線に出てからは刈り払 いされた道を黒手ノ峰に行き、さらに鉈目を辿り、一本松、牟礼山まで歩く。

風倉山〜ナリバ峰(黒川村)2000年11月下旬。 
風倉山山頂まで、胎内治水ダ ム登山道を登り、ナリバ峰に向かう。天狗ノ休場までは、藪と鉈目の繰り返しにな る。天狗ノ休場からは、鉈目明瞭。ナリバ峰からニ王子岳登山道を下って、胎内第一 ダムへ。

風倉山〜胎内スキー場(黒川村)2000年11月中旬。
風倉山山頂北峰から胎内治 水ダム登山道と分かれ、カンザノ北峰に延びる尾根を行く。シシ立を通過し、スキー 場ゲレンデを風倉第二リフト乗り場まで下り、生水沢を下降する。

フキギ・池ノ塔(大和町)2000年11月中旬。
月明かりのなかグシガハナルート を駒ケ岳に登る。駒の小屋まで下って、オツルミズ沢上流を利用しながらフキギ、池 ノ塔に至る。当初カクネリ山まで行く予定だったが、時間切れでセンノ沢左岸尾根を 下る。

権ノ神岳・粟ケ岳(加茂市)2000年11月中旬。
貯水池からイタガモモ尾根を登 り、シバクラのクボネに至る。そこから権ノ神岳を往復し、七頭を経由して、粟ケ岳 に登る。下りは整備し直された大俣登山道を利用した。

シラブ峰(関川村)2000年11月上旬。
塩の道の樋ノ峠から尾根にあるナタ目、 踏み跡を忠実に辿る。県境の894.4m峰から県境尾根を南下する。シラブ峰は、ヤセ 稜のピークで、ヤブが濃い。三角点を帰りは、頂上すぐ下から東に派生する中尾根を 下る。

円吾山(朝日村)2000年11月上旬。
『新潟の低山藪山』とは異なるルート。朝 日スーパーラインの猿田川右岸に渡った急カーブで車を停める。深沢を越え対岸の尾 根に取り付く。600m付近が岩だが、低木に掴んで、山頂に至る。

藤十郎山(新発田市)2000年10月下旬。
赤津沢出合から掛留山までは登山道な みの状態で、そこから藪が濃くなるが十石山、千石平まで赤ヒモがつけられている。 万石平は池塘があり、美しい。さらに市村境の藪を進み、藤十郎山にたどり着いた。

横松山(関川村)2000年10月下旬。
林道下ノ沢線からニノ沢を遡行し、標高5 00m付近で尾根に取り付く。頂上は人為的に削り取られたような平地跡があり、番 所跡の面影が微かに残っている。女川側がブナ林で、見晴らしが利いた。

鹿森山(朝日村)2000年10月下旬。
二子島森林公園からボートで鹿森山南南西 方向の対岸に渡る。南南西尾根には炭焼き用の踏み跡がある。後半は広い斜面にな り、帰りには気をつけなければならない。

化穴山(朝日村)2000年10月下旬。
大鳥池に泊り、三角池の手前から斜面に取 り付く。1400m峰までマーカーを付けながら登るが、その後はほとんど必要な い。県境の1446m峰からは、若干藪がうすくなる。化穴山は朝日連峰北部の隠れ た名峰だ。

柄沢山・檜倉山(塩沢町)2000年10月中旬。
清水集落から送電線の管理道を進 み、藪に突入する。次第にチシマザサの藪となり、柄沢山に立つ。柄沢山から登山道 を檜倉山へ歩き、檜倉山から西側斜面を下り、檜倉沢から清水集落に帰る。

兎岳〜荒沢岳(湯之谷村)2000年10月上旬。
昭和36年に開設されたものの、 最近では廃道化している登山道。兎岳から巻倉山の先まではそんなに荒れていない が、源蔵山、灰ノ又山付近は猛烈なチシマザサの藪となる。

天水山(松之山町)2000年10月中旬。
地形図の登山道を探したがわからず。付 近の鎖のゲートがかかった道路を登る。舗装になった辺りからブナ林に入る。シダの 藪がうるさいが、そのまま登ると山頂になる。木々の間から三方岳が見えた。

一本松〜黒手ノ峰(関川村)2000年10月中旬。
ぶな平橋手前からガッコウ沢の 源頭に出る昔からの道をたどり一本松に登る。深谷沢右岸尾根の道と合流し、小川ノ 頭、黒手ノ峰を経て、丸山手前の最低部から小川に下り、林道をゲートまで歩く。

シコクリ峰(黒川村)2000年10月中旬。
鹿ノ俣川沿いの林道終点から鹿ノ俣川 を渡渉し、対岸のスギ林の踏み跡をたどる。キタゴヨウの尾根は647m峰手前でや や怪しくなる。あとはそのまま市村境の踏み跡を進む。

白根山(下田村)2000年10月中旬。
道路終点から沢コースを離れ、稜線に続い ている道を探しながら登る。稜線に辿りつくと西側からの踏み跡とつながる。稜線の 2、3のピークは展望がいいが、白根山への最後の500mは不明瞭になる。

桜峰(小千谷市)2000年10月上旬。
桜峰の東側に林道岩沢線が走っており、桜 峰の南東方向に駐車帯がある。駐車帯からわずか1分で山頂に立てる。山頂は芝生に 被われ、中央には三等三角点と石碑がある。

三額山(朝日村)2000年9月下旬。
板屋越集落から布曳滝を目指す。布曳滝と女 滝を見た後、右岸の小沢沿いの山道を辿る。途中不明になるが、そのまま小沢沿いに 登って、300mピークの肩に出る。あとは、稜線を忠実に辿って三額山へ。

シゲミ山(朝日村)2000年9月下旬。
奥三面ダムが10月2日から試験たん水を 始めるため通行止めになる前に登った。アシド沢沿いの山道を宇連萩山と630m峰 との鞍部まで登り、あとはそのままシゲミ山へ。猿田川側が見える。

三俎山(新発田市)2000年9月下旬。
708.4mの山。五斗蒔集落の道路をつ め、ゲートの前に車を置く。地形図にある破線を目指して歩くが、道路終点からは道 を見つけられず、赤布に導かれる。419.7m地点からは稜線上に道がある。

黒手ノ峰(関川村)2000年8月上旬。
大石ダムから西俣コースを歩き、スノ沢に 入渓する。375m付近から右沢に入り、黒手ノ峰の東尾根に取り付き、そのまま尾 根を登る。山頂は刈り払われた形跡があり、その中央に三角点がある。

胎内尾根(黒川村)2000年7月下旬。
去年の夏までに一の峰の胎内側へ少し下っ た場所まで刈り払われている情報をたよりに登ってみたが、一の峰の少し先で刈り払 いは終わっていた。そこから門内岳まで藪をこぎ、足の松尾根を下った日帰り山行。

滝沢尾根〜天狗原山(妙高高原町)2000年7月中旬。
杉野沢橋から真川右岸を歩 き、滝沢尾根手前の小沢から1701m地点に出て滝沢尾根に乗る。チシマザサを交 えた濃い藪をこいで天狗原山に達し、金山、富士見峠を経由して登山道を戻る。

鬼ケ城(妙高村)2000年7月上旬。
日曹第3発電所ゲートのゲートに駐車し、水 槽小屋を経由して濁俣川取水口に至る。ガラソノ沢を遡行し濁川に入る。鬼ケ城のス ラブが見え、雪渓上を歩くようになる。ゴルジュ帯を越して上ノ平末端で引き返す。

昼闇山(糸魚川市)2000年6月下旬。
アケビ平の道路の終点に車を置き、踏み跡 を辿って昼闇沢に至る。沢を遡行し滝を1箇所高巻くと1000mを過ぎてから雪渓 が現れる。雪渓をつめ、稜線の藪をこいで山頂に至る。

檜岩屋山〜西朝日岳(朝日村)2000年6月中旬。
白布沢から右の尾根を檜岩屋山 に向かって登る。1377m峰手前で雪渓上のクマを発見する。袖朝日岳山頂でビ バーク。その後西朝日岳まで歩く。ほとんど残雪は利用できなかった。

菱ケ岳(三川村)2000年6月中旬。
三川村石戸集落の少し北に大きな看板があ り、踏み跡を進むと釜場清水となる。そこからブナ林を登ると西山展望台に至り、少 し樹木が多くなった道が菱ケ岳まで続いている。

佐武流山(湯沢町)2000年6月下旬。
現在開設中の登山道を利用した山行。和山 集落先の林道から登山道に入り、檜俣沢を渡る。悪沢峰を通過しアップダウンを繰り 返すと2100m付近から藪になるが、踏み跡と赤布が山頂まで続いている。

猿ケ城(下田村)2000年6月下旬。
吉ケ平山荘手前の守門川に架かる橋対岸から 林道を歩くと庚申塔があり、杉林を過ぎると直ぐ雑木の急斜面となり岩が出る。右側 から岩の上に出ると直ぐ広い斜面となり、稜線から踏跡が見え隠れしながら山頂まで 続く。

容雅山(妙高村)2000年6月上旬。
矢代川第3発電所から圧力水管最上部に達 し、さらに続いている道を進む。黒菱川を越えて澄川を渡渉し、藪尾根に取り付く。 1180m付近から残雪を利用する。容雅山から南の斜面を澄川に下る。

ネコブ山〜下津川山(大和町)2000年6月上旬。
十字峡から階段を登り、踏み跡 を辿る。1100m付近から残雪を利用する。桑の木山は雪原だが、ネコブ山は小さ な岩山。下津川山から登山道のある中ツルネ尾根を下った。日帰り山行。

枡形山〜以東岳(朝日村)2000年5月中旬。
泡滝ダムを渡り、常願寺山の南西の 稜線に達する。白岳からほとんど雪の上を歩くようになる。何とか1日で以東岳にた どり着いたが、小屋は鍵がかかっていて入ることができなかった。

大里峠〜大境山(関川村)2000年5月中旬。
大里峠から県境尾根を南下する。最 初はブナ林の藪だが、エノカッチ付近から藪には低灌木に笹や蔓が混じってくる。サ ムサ峰(783m)付近から、尾根にほとんど雪が付いていて歩きやすくなる。

ニ倉山(上川村)2000年5月上旬。
藪をこいで朝日山(656m)に登り、小さ な頂をいくつか越え、たまに雪を踏みながら610m峰に立つと、藪のかなたによう やくそれらしき山が見えた。ここからさらに下ってまた登ると、藪の中に三角点が あった。

カタガリ山(上川村)2000年5月上旬。
二倉山の位置を確認するために登ってみ た。藪をこいで南側の稜線に出る。すぐ岩場になり、岩と岩の間を小枝につかまりな がら登る。遠目で見ていたより楽に山頂に着いた。枝は多いがかなりの展望が得られ る。

菅倉山〜沼ノ峠山(上川村)2000年4月中旬。
御前ヶ遊窟の登山道を行き、鍬沢 を渡ってすぐ登山道と別れ、杉林に入り尾根に出ると、うっすらと踏跡がある。菅倉 山の山頂付近には窪地があり、藪をこぎ、雪面をへつって雪におおわれた沼ノ峠山に 着く。

417.9m(三川村)2000年4月中旬。
白髭山の約2km南にある小ピーク。 車で林道を北上し適当な所から山腹に取付いた。稜線に出るとうすい踏跡があり、新 しい四等三角点があった。藪の向こうに白髭山が見える。

化穴山(朝日村)2000年5月下旬。
泡滝ダムの手前に車を置き、七ツ滝沢まで歩 く。登山道はデブリが多く、危険な箇所もある。七ツ滝沢を渡ってから尾根に取り付 き、三角池を通って1446m地点を経由し、化穴山に至る。

粟ケ岳〜魚止山(村松町)2000年4月上旬。
上川村室谷集落に車を1台置き、加 茂市の貯水池から登る。稜線は雪割れが多く、迂回に手間取る。当初駒形山から下山 する予定だったが、時間切れで魚止山に変更した。1泊2日の山行。

鍋次郎(村松町)2000年5月下旬。
沼越峠から鉄塔の巡視路に入る。一番高い鉄 塔の標高は高度計では既に470mを指していた。巡視路はさらに先に続いているよう だが、藪に入ると直ぐ新しい鉈目が出て来てそのまま三角点まで続いていた。

明神ケ岳(福島県)2000年3月中旬。
元胄集落の西の林道から杉林の山道に入 る。狭間峠から急な登りになる。ブナの斜面を登って頂稜に出ると、スキーの二人が 陣取っている。山頂まで往復するが、ブナが多く周りはほとんど見えない。

三頭山(中郷村)2000年3月中旬。
容雅山を目指したが雪上車の跡を歩いている と発電所に着いてしまい、三頭山に向かっていることが分かる尾根が広くなりブナが 多くなり、山頂となる。前方がぱっとひらけ、妙高山、火打山そして容雅山が見え る。

日向倉山(福島県)2000年3月中旬。
登り口付近にだけカラマツがあるが、その 上はアカマツやミズナラなどの林になる。やや広い尾根を行く。山頂手前で南側がひ らけ、只見川の緑と両岸の白と印象的な景色が広がる。

湯の岳(福島県)2000年3月中旬。
右上の鉄塔を過ぎカラマツの植林地を抜け、 一度下ってから杉林に入る。急な登りが続き、しばらくすると尾根が広くなってく る。八合目付近で傾斜がゆるみ、北方向がひらけ小さな峰を次々と越えていくと山頂 となる。

ハゲタ山(山北町)2000年5月中旬。
国道沿いの中津原駐車場から国道を少し村 上側に戻り、沢沿いの道に入る。すぐに沢が二股になるので真中の尾根を登り、30 4m地点からハゲタ山(411m)を目指す。帰りは南西尾根を下った。

棚橋山〜馬ノ髪山(新発田市)2000年3月中旬。
除雪終点から急な尾根を、輪か んじきを付けて登る。稜線に出る手前で、東のマツやスギのある尾根と合流する。稜 線は南側に雪庇が出ている。左右の谷や山を眺めながら馬ノ髪山まで足を延ばす。

毛猛山(入広瀬村)2000年5月上旬。
毛猛沢出合からほぼ地形図に印された登山 道を登り、百字ケ岳から毛猛山に至る。毛猛山から県境を北東に進み、前毛猛山手前 の鞍部から毛猛沢に下って登山口に戻る。これも日帰り山行。

中の又山(下田村)2000年4月下旬。
川クルミ沢から日本平、五兵衛小屋、中の 又山を往復する日帰り山行。五兵衛小屋付近までは踏み跡があり、楽に歩ける。ゴー ルデンウィーク中に10人程度は入山していたと思われる。

江星山(能生町)2000年5月上旬。
神道山を登り(「新潟の里山」の地図はデタ ラメ)、江星山との鞍部に下って、尾根を登る。尾根沿いには道があり、藪も苦にな らない。山頂には三等三角点があり、テント1つくらいのスペースがある。

霧ケ岳(安塚町)2000年5月上旬。
坊金集落の大杉を目指し、林道を進み一番標 高の高い地点から尾根を登る。尾根上は藪が薄く赤布も付いている。山頂には二等三 角点、石仏とテントが2つ張れるくらいのスペースがある。

猿毛岳(加茂市)2000年4月下旬。
住吉神社境内へ登る登山道を歩くと、駐車場 がある。登山道は神社の右脇から続いている。左の杉林がなくなると255mピーク に着き、尾根に沿って林の中の緩登となって、山頂付近に至る。

丸山(村松町)2000年4月下旬。
R290の高松集落入口から登る。山頂近くな ると疎林となり歩き易くなる。山頂には三等三角点と色が剥げ落ちた赤白棒が2本 あった。林道があると言われたので、東側に下りてみると広い道があらわれた。

ニ王子岳〜赤津山(新発田市)2000年4月下旬。
二王子神社まで除雪されてい る。山頂の小屋に1泊し、翌日二本木山、雷岳、ヤンゲン峰、赤津山、西ノ峰を経由 して、林道に下り、俎倉山登山口のゲートまで歩く。

東山(三川村)2000年4月下旬。
533.9mのいわゆるホウキブナと呼ばれている 山。五十島駅前にある徳昌寺の墓地の脇から杉林に入る。送電線の巡視路を歩き、東 山から北東に延びる尾根に達する。そこから藪をこぐが、ナタメもある。

毛猛山(入広瀬村)2000年4月下旬。
末沢集落から除雪されていない国道を歩 き、板が外されている吊り橋を渡る。デブリの詰まったこったが沢を渡り尾根を登る が、足沢山の手前まで雪がない。あとはほとんど残雪を利用した。

大倉山(上川村)2000年4月下旬。
柴倉集落の手前に駐車し、林道と送電線が交 差する所から尾根に取付く。815mピーク手前の急傾斜の下で踏み跡は右に曲が る。県境尾根に出て南東に曲り小さい鞍部を越えて目指す大倉山に着いた。

蓬平城山(松代町)2000年3月上旬。
西側の車道を200bほど歩き、道路脇の 雪の壁を登って輪カンジキを付ける。ゆるい谷間からすぐ左の尾根に取付く。急で雪 が割れて、岩や土が出ている所もある。山頂付近はかなり立派なブナ林となってい る。

蒲生城山(松代町)2000年3月上旬。
南側の道路の分岐付近に車を止めて斜面に 取付く。尾根に出るとたくさんの木々が立ち枯れて、異様な光景となる。これらの間 を抜けて行くと山頂となる。この山頂も展望がいい

松代城山(松代町)2000年3月上旬。
輪カンジキを付けて最短距離を目掛けて登 る。急斜面にくると、雪も中まで凍っておらず、ひざまでもぐる。山頂のちょっと下 にお城がある。足元の松代の町をはじめとして、遠く黒姫山まで展望は素晴らしい。

正面倉山(松代町)2000年3月上旬。
三竹沢集落の民家の脇から杉林に入る。杉 の尾根をたどるが、行く手が見えず右の斜面に下りて、横切るようにして進む。頂稜 に出て左に折れると大きな朴の木が二本立っている山頂となる。

六夜山(大島村)2000年3月上旬。
細野集落の道路脇の除雪跡に車を置く。1m ほどの雪の壁を越えて、しばらく行ってから左の斜面を登る。尾根筋がはっきりして きてすぐ山頂となる。北の方に霧ヶ岳がよく見える。

霧ケ岳(浦川原村)2000年3月上旬。
小谷島の橋を渡ってやや広い谷間の斜面を 登って行く。杉林を抜けると、右前方に霧ヶ岳の山頂が見えてくる。稜線に出て、右 に曲がり急な登りが終わると山頂となる。北の遠方に黒姫山が見える。

袴腰山(上川村)2000年2月中旬。
セト沢を渡って左手の斜面を登ると杉林に出 る。右に行くと雪崩れのついた崖で、左に周り込んで尾根にのる。杉林は終わり葉を 落とした林の間を行く。岩場を右下から捲くが、左(北)側は垂直の絶壁になってい る。

岳山(福島県)2000年2月下旬。
上田発電所のダムを渡った所に車を置いて、東 斜面から尾根に取付く。鉄塔を過ぎて所々に赤テープが下がっている。尾根がやせて くると雪は割れ、細いキタゴヨウが多く見通しがきかない。

間ノ瀬山(山形県)2000年2月中旬。
萩生町から西へ約2.5q行った橋のすぐ 手前まで除雪してあり、橋を渡って左の尾根に取付く。雑木におおわれた尾根を忠実 にたどって行く。550mで右に折れ、その先で左に折れると山頂となる。

毛石山〜木六山(村松町)2000年4月上旬。
川内山塊の代表的縦走ルート。今年 は降雪のピークが遅く、雪が堅くならないうちに春が来て、かなり雪割れが多いらし い。他のメンバーも同時期に1泊2日で粟〜魚止を歩いており、川内はにぎわってい る。

黒手ノ峰(関川村)2000年4月上旬。
大石ダムから反射板に登り、尾根沿いに踏 み跡を辿る。630mピークの下りから本格的に雪が現れる。黒手ノ峰山頂からは西 俣川を挟んで杁差岳が大きく見え、杁差岳の展望台としては一番ではないだろうか。

鍋倉山(上川村、三川村)2000年4月上旬。
1週間前の報告と同じ山である。同 じルートを登ったが、やはり他にも登山者が登っていて、途中ですれ違った。踏み荒 らされていない山頂で静かにまわりの風景を楽しむ山が少なくなってきた。

日向倉山(湯之谷村)2000年4月上旬。
銀山平のトンネルから右に向かい2つ目 の尾根に取り付く。50分足らずで主稜線にでる。一服して市町村境界を東に向う。 雪庇が大きいところは10m近くある。頂上では360度の申し分無い展望が待って いた。

三額山〜新保岳(朝日村)2000年4月上旬。
三額山から村上市、山北町境を北に 向かって歩く。小さなアップダウンが続くが、天気も良く迷う場所もなかった。82 0m地点(登立山)は蒲萄山塊で最もブナ林が美しい場所であった。

鍋倉山(上川村、三川村)2000年4月上旬。
大谷沢と南大谷沢の間の尾根を登っ た。尾根には赤布が頻繁に付けてあった。他にも2グループ山頂で休んでいた。羽田 さんの本の影響で登る人が多くなったのだろうか。

赤崩山(湯之谷村)2000年3月下旬。
銀山平のトンネルを出て右に向かい、二つ めの尾根にとりつく。50分ほどで稜線に着き、左に向かうとわずかで赤崩山とな る。なお銀山平で積雪は約4mだった。

中ノ岳(笹神村)2000年2月中旬。
林道を休業中のスキー場方向に向かって歩 き、沢にかかる橋の手前から沢沿いに入っていく。少し入った所で沢を渡り中ノ岳に 続くオッタテ尾根の先端に取付く。稜線に出て南に折れるとすぐ中ノ岳に着いた。

岳ノ山、天井山(朝日村)2000年2月中旬。
林道銚子沢線から岳ノ山北東尾根を 登る。岳ノ山南の430mピークから東に向かって下り、沢沿いのスギ林から天井山 の東の380mピークに登り、天井山から西の尾根を下った。

宝珠山〜菱ケ岳(三川村)2000年1月下旬。
草水口から八咫柄山(やたがらや ま)まで前日のものらしい足跡がある。宝珠山は積雪40〜50aほど。菱ヶ岳の手 前の大日山から一気に下って、最後の登りとなる。宴会のあと、村杉に下る。

石喰山(福島県)2000年1月中旬。 
滝谷川の左岸に農道もあり、杉の植林地を 行くと道はどんどん細くなっていく。8合目付近で山腹が割れ、大きな苔蒸した岩が 堆積している所があり、最後はブナ林を行くと山頂となる。

高井峠(鹿瀬町)2000年1月中旬。
高井峠から北西に伸びる尾根の末端となり取 り付く。東北電力の鉄塔巡視路の標識も立っていて目印となる。鉄塔を過ぎてもうっ すら踏み跡が続く。尾根上には積雪は殆どなく若干藪をこぐ。

嶽の山(福島県)2000年1月中旬。
車道から急斜面を登って尾根にのり、右に曲 がる。尾根はわりと広く歩きやすなり、ピンクのテープが数本下がっている。山頂手 前の西側斜面には、踏跡がありそうな感じがする。山頂の北東方向だけがひらけてい る。

霊山(福島県)2000年1月上旬。
登山口に詳しい地図があり、林の間に広くゆる やかな道が延びている。左手に名前の付けられた岩があり、それに登ると下界が一望 できる。なかでも護摩壇という岩場からの展望は特に優れている。最高峰の東物見岩 からは太平洋も望める。

虎捕山(福島県)2000年1月上旬。
神社の右手から山道に入る。信仰と観光の山 らしく、道幅は広くロープもたくさんある。水場を過ぎ岩場になると鎖もあり、見晴 らしがよくなってくる。山頂は静かな林の中で三角点もある。「新福島百山紀行」

最登山(福島県)2000年1月上旬。
新聞に人の顔に似た巨大な人面岩(ホアン 神)がある山として紹介された。一盃内集落の先の林道終点から踏跡に入る。山頂は 木々におおわれほとんど見通しはない。人面岩は新聞の写真と同じ姿で、宇宙のかな たを見上げていた。

小東鉢(山形県)2000年1月上旬。
白布温泉手前の高橋バス停に車を停める。8 55m地点、1001m地点を通過し、山頂に立つ。山頂から雪の合間に天元台ス キー場が見える。古い地形図では「大会」という名前になっている。

城山(柏崎市)2000年1月上旬。
米山中バス停から尾根沿いの道を進み、前方を 横切る尾根に上がった杉の植林地の中で山に向かう道が分かれる。谷間から左の尾根 に取り付いて登ると山頂に至る。山頂は広場になり、眺めは良さそう。

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